西上太鼓踊り
関ヶ原の合戦への出陣及び朝鮮遠征の時、兵士を激励するために島津義弘公が作らせたと言われ、士踊りとして約400年の歴史があるとされています。
昭和初期までは、島津家ゆかりで地元の一之宮神社で毎年奉納されていました。後には、慰霊・五穀豊穣・病害虫予防の祈願のために踊られるようになりました。
踊りは鉦打ち15~16名(幼児・中高生・青壮年)、太鼓打ち16~17名(小中高生、青壮年)で構成され、士踊りとして勇壮であり、特に激しく踊ることが特徴です。
約170年前のものといわれる鉦も、現在使用されています。その鉦で踊りの途中「入鉦」を打つ場面があります。太鼓踊りの中で一番良いところと言われています。太鼓打ちは、太鼓と矢旗(羽根飾り)約10キロを、鉦打ちははっぴに陣笠をそれぞれ身につけ、円形・縦・左右に激しく飛びながら踊り、かなりの体力を必要とします。
平成17年(2005)に鹿児島市の無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されました。
公開日時
9月下旬
公開場所
開催風景
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