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ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 消費者トラブル緊急情報 > これまでのトラブル情報 > 生命・身体に関わる危険 > 【消費者庁】遊戯施設におけるトランポリンでの事故にご注意ください!-骨折や,神経損傷等の重傷例も-

更新日:2023年8月8日

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【消費者庁】遊戯施設におけるトランポリンでの事故にご注意ください!-骨折や,神経損傷等の重傷例も-

 

近年,様々なトランポリンを取り扱う屋内遊戯施設の増加に伴い,公式競技で使用されるような高く跳躍できるトランポリンで,気軽に遊ぶことができるようになりました。
しかし,トランポリンは,安全な遊び方を正しく理解していないと,落下や転倒,衝突により骨折や神経損傷等の重大な事故につながることがあります。
トランポリンで遊ぶときは,遊戯施設の利用規約や注意事項・禁止事項をよく確認し,安全に利用しましょう。

詳細は下記の消費者庁ホームページをご覧ください。

(消費者庁ホームページ)遊戯施設におけるトランポリンでの事故にご注意ください!-骨折や,神経損傷等の重傷例も-(外部サイトへリンク)

 

事故防止のためのアドバイス

遊戯施設に設置されているトランポリンの種類は様々ですが,トランポリンの特性に関する検証(PDF:521KB)から見ても,その性能に大きく差がある可能性があります。
初心者の方が,トランポリンの性能の差を認識せずに同様の遊び方をすると,自身が想像していた高さ以上に跳躍することや,それによって着地時の衝撃が大きくなることが考えられ,けがにつながるおそれがあります。
また,競技用,一般向けのどちらのトランポリンであっても,段階的な練習をしないまま,いきなり全力で跳躍することや宙返りなどの危険な技は,重大なけがにつながる可能性があります。
安全に楽しむために,以下の点に注意しましょう。

(1)トランポリンは,正しく使用しないとけがをする危険性が高まります。
施設のルールを守って遊びましょう。

トランポリンは,柔らかい安全なマットのようなものだと思っていませんか。
人間を高く跳躍させることができる,大きな力がかかっていることを忘れないようにしましょう。
必ず施設ごとの利用規約や注意事項・禁止事項を確認しましょう。
禁止事項とされていない場合でも,自身の安全を確保するため,(2)~(4)は必ず守りましょう。
(2)トランポリンを初めて利用される方は,安定した姿勢で跳べる,低めの高さから徐々に体を慣らすようにしましょう。
いきなり高く跳ぶことや,宙返りなどの危険な技はやめましょう。

全国の遊戯施設を対象としたアンケート調査(PDF:488KB)の結果,トランポリンを初めて利用される方に対し,宙返りなどの危険な技を禁止している施設がほとんどでした。
本来,宙返りなどの技は,技術を持った指導者による監督下で安全を確保して練習するものです。
安易に挑戦することは絶対にやめましょう。
(3)ジャンプの高さが高くなるほど,衝撃が大きくなり,転落や墜落によるけがの程度が重くなります。
公式競技にも使用されるような,高く跳躍できるトランポリンを使用する際は,危険性を理解した上で,無理のない範囲で使用しましょう。

(4)1つのトランポリンは1人ずつ使用しましょう。
同時に2人以上で使用すると衝突するなどしてけがにつながる危険性があります。
2人以上で跳躍した場合,それぞれの着地のタイミングによっては,1人で跳躍した場合よりも高く,速く跳んでしまうことがあります。
トランポリンの指導を行う際,補助者がベッドの上に立ち,ベッドを足で押し下げるなどして,ベッドの跳ね上げ力を増減させ練習者の跳躍をコントロールする補助法(キッピング)が意図的に行われる場合がありますが,意図せず行われて予想外の跳ね方になってしまうと大変危険です。
また,トランポリンは跳躍する角度によって跳ねる方向や高さが異なるため,衝突する危険性が高まります。
たとえ大きなトランポリンであっても,同時に2人以上で使用することはけがの原因になることがありますのでやめましょう。

消費者ホットライン

(局番無し)188
最寄りの消費生活相談窓口につながります。

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

総務部男女共同参画局くらし共生協働課消費者行政推進室

総務部男女共同参画局消費生活センター

消費生活相談は消費者ホットラインまで
(局番なし)188
身近な消費生活相談窓口につながります。

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