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ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 消費者トラブル緊急情報 > これまでのトラブル情報 > 生命・身体に関わる危険 > 【消費者庁】コンタクトレンズによる眼障害について-カラーでも必ず眼科を受診し,異常があればすぐに使用中止を-

更新日:2023年8月8日

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【消費者庁】コンタクトレンズによる眼障害について-カラーでも必ず眼科を受診し,異常があればすぐに使用中止を-

コンタクトレンズの使用者は全国で1,500万~1,800万人ともいわれ,国民の約10人に1人がコンタクトレンズを装用していると見込まれます。また,カラーコンタクトレンズはおしゃれアイテムの一つとして定着してきており,コンタクトレンズの市場全体で,近年,拡大傾向が見られます。

一方で,事故情報データバンクには,平成28年1月から令和3年7月までの約5年半の間に,コンタクトレンズに関する事故情報が242件,うちカラーコンタクトレンズによる事故情報が75件寄せられています。中には,治療に1か月以上要した事例も6件報告されています。

コンタクトレンズは視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズも含めて医療機器(高度管理医療機器)であり,適切に使用しなければ眼障害を引き起こす可能性があります。重篤な眼障害を引き起こさないためにも,コンタクトレンズを使用する場合は,以下の点に注意しましょう。

詳細は下記の消費者庁ホームページをご覧ください。

(消費者庁ホームページ)コンタクトレンズによる眼障害について-カラーでも必ず受診し,異常があればすぐに使用中止を-(外部サイトへリンク)

 

 

事故を防ぐために

 

コンタクトレンズは使用方法を正しく守らないと,目の病気に至ることがあります。重い病気の角膜潰瘍になると,治療しても後遺症が残ることがあります。以下の点に注意して使用しましょう。

1購入する際は,カラーであっても,まず眼科医を受診し,自分に合ったコンタクトレンズを処方してもらい,定期検診の頻度を決めてもらいましょう。
(1)コンタクトレンズは角膜(黒目)に直接装用するものであり,角膜のカーブやサイズに合わないレンズを装用すると異物感が現れたり,ずれて角膜を傷つける原因になります。また,アレルギーや極度のドライアイなどでコンタクトレンズの装用に適さない人もいます。これらの事項は,自分では分からないため,特に初めて購入する際は,眼科での正確な検査が必要です。このほか,日常的にレンズケアを正しくできるかなど性格や生活スタイルなどを相談し,総合的に個々の適したコンタクトレンズを処方してもらい,今後の受診頻度の指示を受けましょう。
(2)インターネットなどでは安価な商品や憧れの人物になれるといった魅力的な商品もありますが,安易に購入することなく,眼科医の処方に基づき,高度管理医療機器等販売業の許可を受けた事業者から購入しましょう。

2使い方を守り,適切なレンズケアを行いましょう。
(1)使用期限のあるコンタクトレンズは使用期限を守りましょう。友人と貸し借りをしたり,連続装用できないコンタクトレンズを付けたまま寝てしまうなど危険な使い方をしてはいけません。また,装用前には,コンタクトレンズに破損等がないか確認しましょう。
(2)コンタクトレンズは装用していると,目から分泌される脂質やタンパク質などのほか,外から入ってくる花粉や空気中のゴミ,コンタクトレンズを触った際の手指の汚れなど様々な汚れが付着します。化粧品もレンズの汚れの原因になります。適切に処方されたコンタクトレンズを正しく使っていても,レンズの汚れがあると眼障害の原因となるため,レンズケアを適切に行いましょう。
(3)ケア用品についても取扱方法を誤ると眼障害につながります。眼科医はコンタクトレンズの目の状態や使用状況を基に適切な消毒液を指示指示しています。また,特定のコンタクトレンズと消毒液の組み合わせにより目に刺激が生じることがあります。一部の消毒液はカラーコンタクトレンズには使えないものもあります。眼科医の指示に従ってケア用品を選択,使用説明書をよく読み,性格に理解した上で使用しましょう。

3目の充血や異物感,痛み,まぶしさ,かゆみなどの異常を感じたら,すぐにレンズを目から外し,直ちに眼科医に相談しましょう。
(1)目に何らかの異常があると感じたら,すぐにコンタクトレンズを外し,眼科を受診してください。特にソフトコンタクトレンズの場合は,角膜に傷ができてもレンズが傷を覆い隠すので,軽度の傷では気付きにくく,重症化する場合が少なくありません。使用中のコンタクトレンズと同じものがまだ手元にある場合は,持参しましょう。
(2)カラーコンタクトレンズについて眼科医が使用中止を指示しても,使い続けてしまった事例もあります。若年で目を大切にしないと後遺症が残る恐れがあります。どのような種類のコンタクトレンズでも使用中止の指示があった場合,使い続けるのは危険です。絶対にやめましょう。

海外からインターネット等を利用して購入(個人輸入)するもの(海外で購入し持ち帰るものも含む。)は,医薬品医療機器等法に基づいて品質,有効性及び安全性の確認はされていません。このため,健康を害する危険性があります。また,外装等も海外仕様であるため,トラブルがあっても製造元に連絡することは難しく,健康被害が起こっても何らかの保証があるものではありません。保健衛生上の危険性があることを認識しましょう。

消費者ホットライン

(局番無し)188
最寄りの消費生活相談窓口につながります。

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

総務部男女共同参画局くらし共生協働課消費者行政推進室

総務部男女共同参画局消費生活センター

消費生活相談は消費者ホットラインまで
(局番なし)188
身近な消費生活相談窓口につながります。

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