ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 消費者トラブル緊急情報 > これまでのトラブル情報 > 生命・身体に関わる危険 > 【消費者庁】高齢者の誤飲・誤食事故に注意しましょう!
更新日:2023年8月9日
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消費者庁には,65歳以上の高齢者の誤飲・誤食の事故情報がこれまでに318件寄せられており,医薬品の包装シート,義歯・詰め物,洗剤や漂白剤等を誤飲・誤食したという事故が多く見られました。
高齢者が食品や医薬品以外のものを間違えて口にする事故は,御自身では気付かない場合が多く,家族や介護者等周囲の人が以下の点に気を配ることが大切です。
詳しくは消費者庁ホームページを御覧ください。
PTP包装シートには誤飲防止のため,1つずつに切り離せないよう,あえて横又は縦の一方向のみにミシン目が入っています。
1つずつに切り離さずに保管し,服薬時にはPTP包装シートから薬剤を押し出して薬剤のみを服用しましょう。
義歯の誤飲は,口腔内の定位置から義歯が離脱しやすくなることに起因します。
破損や劣化,ゆるみ等が生じると,その危険性が高くなります。
口腔に問題が生じたときだけでなく,定期的に歯科を受診し,良好な口腔の機能及び義歯の状態を保ちましょう。
また,食物と一緒に誤飲する事例が多いことから,食事時や服薬時に本人自身が注意するとともに,家族や周囲の人の配慮が特に必要です。
誤飲を起こす可能性が高いと思われる義歯については食後に義歯を確認しましょう。
汚れを落とすために食器に入れておいた洗剤や漂白剤をうっかり飲んでしまう,という事故が目立ちます。
洗浄・漂白中の食器等の置き場所に注意し,長時間放置しないことが必要です。
食品や医薬品と間違えて口にしてしまう事故が見られます。
食品や飲料と同じ場所に置かないようにしましょう。
特に台所では洗剤や漂白剤等の置き場所に注意してください。
食品以外のものをペットボトルなど食品の容器に移し替えないでください。
食品と間違えてしまうばかりでなく,誤飲してしまった場合に成分等の必要な情報が分からなくなります。
認知症の方は味やにおいを感じにくく,誤って飲んだり食べたりしても本人自身は気付かない場合があります。
誤飲の可能性がある高齢者に対しては,家族や介護者が保管場所や保管方法などに気を配ることが重要です。
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