ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 消費者トラブル緊急情報 > これまでのトラブル情報 > 生命・身体に関わる危険 > 【消費者庁】電気ストーブや電気こたつの火災に注意しましょう!
更新日:2023年8月8日
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一年で一番寒い時期を迎えています。
この時期は,電気ストーブや電気こたつによる火災が最も多く発生する時期です。
総務省消防庁によると,平成26年から平成30年までの5年間に電気ストーブによる火災は2,442件,電気こたつによる火災は192件発生しています。
平成30年は,電気ストーブと電気こたつによる火災が合わせて493件発生し,死者が67人,負傷者は213人でした。
特に65歳以上の高齢者で死者及び負傷者が多くなっており,高齢者が使用する際には十分な注意が必要です。
消費者庁に寄せられた事故事例を見ると,電気暖房器には裸火がないため火災は発生しにくいだろうという油断や誤解があり,電気ストーブや電気こたつで洗濯物を乾燥させていたり,ヒーターに布団や座いすが接触していたりして,火災が発生していました。
詳しくは消費者庁ホームページを御覧ください。
電気ストーブや電気こたつの使用に当たっては,火災につながる危険性の高い,以下のような点に注意しましょう。
寝具等の可燃物等がヒーターに触れると火災の原因となります。
就寝中は絶対に使用しないようにしましょう。
また,ペットが可燃物を近くに運んだり,ロボット掃除機が電気ストーブを押して可燃物に接触させたりして,火災になった事例もあります。
使用後やその場を離れる際は,必ず電源プラグを抜いておきましょう。
電気ストーブの上やすぐそばで洗濯物等を乾かさないようにしましょう。
衣類やタオル,布団等を電気ストーブに掛けたりするのも危険です。
また,電気こたつの中で洗濯物等を乾燥させるのもやめましょう。
可燃物が接触すると発火の原因になります。
ヘアスプレーや殺虫剤,カセットこんろ用ボンベ,ライター等に注意しましょう。
高温になると,熱でスプレー缶内の圧力が上がり,爆発や火災の原因になります。
電気ストーブの近くに置いたり,電気こたつの中に入れないようにしましょう。
ヒーターやカバーに付着したほこりやごみが焼けて,場合によっては火災の原因になります。
時々確認して,掃除機で吸い取るなどお手入れをしましょう。
取扱説明書等に示されている距離を取って設置してください。
カーテン,布団,新聞など燃えやすいものの近くで使用しないようにしましょう。
特に,カーテン等は揺れて触れることがないように十分離してください。
布団や座いすがヒーターに接触すると発火し,火災の原因となります。
衣類や座布団をこたつの中に入れるのも同じく危険です。
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