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ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 消費者トラブル緊急情報 > これまでのトラブル情報 > 生命・身体に関わる危険 > 【消費者庁】タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!ー除去の際の肌トラブルや金属アレルギーにも注意が必要ですー

更新日:2023年8月8日

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【消費者庁】タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!ー除去の際の肌トラブルや金属アレルギーにも注意が必要ですー

 

トゥーシール,フェイスペイント又はボディペイントは,ハロウィンパーティー,スポーツ観戦などのイベントの際に手軽に楽しめるとあって,多くの種類の製品が販売されています。
しかし,肌に合わずかゆくなった,剥がしたときに肌に傷が付きシミが残った等の事故情報が消費者庁に寄せられています。
そこで,販売されている製品に有害な成分が含まれていないか,独立行政法人国民生活センターでテストを実施したところ,一部の製品において,化粧品には含有が認められていない成分が検出され,皮膚の炎症やアレルギー等の原因になる物質が含有されることもあることが分かりました。

詳細は下記の消費者庁ホームページをご覧ください。

注意していただきたいこと

子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く,皮膚障害が発生する可能性がありますので,これらの製品を使用するときは,以下の点に注意しましょう。

  1. 化粧品のように安全性の基準が定められた製品ではないことに留意して使用しましょう。
    子どもに使用する場合は、より注意が必要です。

    肌に直接貼ったり塗布したりする製品ではありながら,タトゥーシールやフェイスペイント等は化粧品ではなく雑貨として取り扱われます。
    このため,化粧品のように一定の安全性が担保された製品ではなく,化粧品では認められていない成分が含まれている可能性があることに留意しましょう。
    さらに,子どもは大人よりも表皮が薄いため,外部からの刺激に弱く,顔,特に目の周りや頬などの肌の敏感な部分には使用しない方がよいでしょう。
    また,通常,大人を対象とした製品であるメイク用クレンジング剤が子どもの肌に合わない場合もありますので,注意して使用しましょう。
  2. アレルギー体質の方は、成分表示をよく確認しましょう。
    タトゥーシールやフェイスペイント等の製品によっては,天然ゴムや金属等のアレルギーを引き起こす成分が使用されているものもあります。
    アレルギー体質の方は,購入前に成分や注意表示をよく確認しましょう。
    例えば,使用上の注意等に,「アレルギー体質の方や肌の敏感な方は使用を控えてください」などと記載されています。
  3. 肌に傷や湿疹などの異常がある場合には使用しないようにしましょう。
    症状を悪化させる可能性があります。
  4. 使用方法,剥がし方,対象年齢及び使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。
    製品によって使用方法等が異なりますので、よく確認しましょう。
    タトゥーシールが容易に剥がれず,無理にこすって肌を傷つけてしまった事例が発生していることから,剥がすときにも注意が必要です。
    メイク用クレンジング剤,アルコール消毒液等を使用して剥がす場合は,その製品の使用方法や使用上の注意もよく確認してください。
    また,タトゥーシールの中には,剥がし方として「除光液を使用する」と記載されているものもありますが,除光液の使用方法の表示には,爪以外に使用しないよう記載されている製品もあります。
    タトゥーシールは,乳幼児が飲み込んでしまう危険があるため,対象年齢以下の子どもには絶対に与えないでください。
    インターネット通販では,外国製の製品が多く販売されています。
    日本語の表示がないものや全く説明が書かれていない製品もあるため,使用方法等の記載が確認できるものを選びましょう。
  5. 事前に腕の内側などの目立たない部分で使用テストをしましょう。
    腕の内側などの目立たないところにシールの一部を貼る又はペイントを塗って30分後と48時間後の様子を観察し,肌に赤みや腫れ等の異常が起きないことを確認しましょう。
    また,剥がすときの刺激が肌トラブルにつながっている事例もあることから,剥がしてみて,痛くないか,赤くならないかなどを確認してから使用するとより安全です。
    剥がしにくい製品は使用しないようにしましょう。
    ただし,貼る部位やその日の体調により異常が起きることもあります。
  6. 肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、かゆみや痛みがある場合には皮膚科医を受診しましょう。
    タトゥーシールやフェイスペイント等を使用して,顔や体がかぶれる等の皮膚トラブルが起きることがあります。
    特に,顔は手などよりも皮膚が薄く,剥がした後に痕が残る事例もあります。
    異常が見られたらすぐに使用を中止しましょう。
    皮膚科医を受診する際には,使用した製品と成分表示が記載されたもの(外装等)を持参しましょう。

消費者ホットライン

(局番無し)188
最寄りの消費生活相談窓口につながります。

 

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

総務部男女共同参画局くらし共生協働課消費者行政推進室

総務部男女共同参画局消費生活センター

消費生活相談は消費者ホットラインまで
(局番なし)188
身近な消費生活相談窓口につながります。

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