更新日:2024年2月28日
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明治100年記念事業として昭和58(1983)年に開館した「鹿児島県歴史資料センター黎明館」は,令和2(2020)年に「鹿児島県歴史・美術センター黎明館」と改称し,令和5年10月に開館40周年を迎えました。郷土の歴史・文化に対する県民の理解と認識を深めるため,研究,普及啓発活動に努め,館有・寄託資料18万点のうちから,常時3000点以上を展示・紹介しています。開館40周年を記念して,普段展示する機会が少ない資料やコレクション資料をまとめて紹介する記念展を開催します。
令和6年2月2日(金曜日)~2月25日(日曜日)
開館時間:9時00分~18時00分(入館は17時30分まで)※初日は10時00分開場
休館日:2月5日(月曜日),2月13日(火曜日),2月19日(月曜日)
・なお,2月12日(月曜日・振替休日)は開館します。
黎明館2階第2特別展示室
一般410円(300円),高校・大学生250円(150円),中学生以下無料
()内は20名以上の団体料金
・常設展示とは別途,観覧料が必要です。
・障害者手帳をお持ちの方は,手帳の提示で無料(介護者1名まで無料)
・鹿児島県内在住の70歳以上は無料(要身分証)
・鹿児島県内在住の18歳以下は,土・日・祝日無料(要身分証)
・年間パスポートの利用はできません
【国宝】太刀:銘国宗(照國神社蔵,黎明館保管)
【重要文化財】小太刀:銘相州住秋廣(鹿児島神宮蔵,黎明館保管)
【重要文化財】色々威胴丸兜・大袖付(肩萌黄)(鹿児島神宮蔵,黎明館保管)
【重要文化財】色々威胴丸兜・大袖付(肩紫)(鹿児島神宮蔵,黎明館保管)
【重要文化財】大久保利通関係文書
【重要文化財】種子島広田遺跡出土品
【鹿児島県指定有形文化財】山ノ口遺跡出土品
【鹿児島県指定有形文化財】刀:銘(一ツ葉葵紋)主水正藤原正清
【鹿児島県指定有形文化財】刀:銘(一ツ葉葵紋)主馬首一平藤原安代
【姶良市指定有形文化財】火計手黒釉茶碗銘「交河土」(個人蔵,黎明館保管)
天璋院書状
島津豊久持参木杯(個人蔵,黎明館保管)
討幕の密勅[玉里島津家資料]
松鶴遐齢集(松方伯古希祝書画帖)
イカエギ[岡田コレクション](個人蔵,黎明館保管)
黒田清輝筆赤き衣を着たる女
藤島武二筆蒙古の日の出
木村探元筆鍾馗図
錦手牡丹文花瓶(一対)
黎明館公式SNS(X,Instagram,Facebook)で展覧会のみどころを紹介しています。
【先史・古代分野】
指定文化財の国重文・鹿児島県広田遺跡出土品の貝製品と,弥生時代の標式資料である県有形・山ノ口遺跡出土品の当館所蔵分を紹介します。
【中世分野】
島津貴久が大隅正八幡宮に寄進した国重文の二領の胴丸と,貴久四男・中書家久系統の永吉島津家文書を紹介します。
【近世分野】
当館が所蔵する薩摩藩主の資料や江戸時代に創出された一門家の資料,また薩摩藩の特色である近世の学術,財政改革,対外交流の資料を展示します。
【幕末・維新分野】
初公開の天璋院書状の他,国重文・大久保利通関係資料と玉里島津家資料の重要資料を展示します。
【近現代分野】
令和6年度黎明館企画特別展「松方正義」(仮)に出陳予定の「松鶴遐齢集」(松方伯古希祝書画帖)と満州事変から太平洋戦争にかけての戦争関係資料を展示します。
【民俗分野】
幕末から明治期に作成・使用され,元鹿児島大学水産学部教授の故岡田喜一氏が収集し,当館に寄託されたイカエギを展示します。
【美術・工芸分野】
国宝・重文指定の刀剣や薩摩刀,県指定の薩摩鐔,洋画,日本画,版画,そして薩摩焼や七宝まで,鹿児島が誇る美術工芸の名品を展示します。
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