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常設展示に入って,まず100インチの大画面で鹿児島県の姿を紹介する映像を見ながら,ガラス貼りされた鹿児島県の地形模型の上を歩き,佐多岬や沖永良部島の昇竜洞のジオラマを通り抜けると,「先史・古代のかごしま」のコーナーが始まります。
旧石器時代から南九州の地に住み始めた人々は,全国にさきがけて特色ある縄文文化を発達させました。弥生時代,古墳時代と新たな文化を受け入れながら,独自の文化を育んだ南九州人々は,古代国家形成期には「隼人」と呼ばれ,薩摩・大隅・多褹(たね)の二国一島が置かれ国分寺も造営されるなど,抵抗のすえ次第に律令国家に組み込まれていきます。
ここでは,約3万年前の旧石器時代から,律令国家体制に組み込まれる奈良・平安時代までの長い年月の歩みを遺跡や遺物を通して,各時代の文化の特徴を紹介します。
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