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「近世のかごしま」では,江戸時代の幕藩制社会における「薩摩七十七万石」をメインテーマにすえています。展示の後半では封建社会に内在する矛盾と近代化意識の萌芽をサブテーマ「西洋文化へのめざめ」に集約し,混迷する近世後期にあって明確な指針をもって行動した薩摩藩の動向を展示しています。
また,近世鹿児島の特色の一つである琉球への支配は,異国と領国という両面の特異性をもっており,「琉球と薩摩」のコラムで展示しています。さらに「商業と交通」・「教育」・「修験道とかくれ念仏」の4つのコラムで全体史を補強し,民衆史にも焦点をあてた構成となっています。
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