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更新日:2022年4月22日

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屋久島農業の動き(R3.11~R4.3)

R3.11

屋久島食の文化祭を開催

11月15日に町営農支援センターにおいて,屋久島生活研究グループ連絡協議会と屋久島つわぶき会(女性農業者組織)との共催で,屋久島食の文化祭を開催しました(参加者21名)。地産地消や食育,農産物活用の技術研鑽を目的として,毎年,実施されています。今年は「ごはんの友」をテーマとして,27点の加工食品が紹介されました。このうち,2点が県発行の機関誌等で紹介されます。今後も農林普及課では,生活研究グループなどを支援し,農産物活用等の活動を進めていきます。

食の文化祭記念写真文化祭

 

 

加工技術研修会,個別相談会を実施

11月17日に屋久島町役場庁舎において,加工技術研修会及び個別相談会を屋久島町と連携し実施しました。水産技術開発センター食品水産部保部長を講師として招き,包装資材,品質評価法,加工機器についての研修を行った後,新商品開発に向けた個別相談を行いました。研修会は9名が参加し,個別相談会は2組から相談がありました。屋久島では専門的な研修会の開催が少なく,良い研修の機会となったとの意見が出されました。今後とも,町と連携し農水産物加工の取組を支援してまいります。

加工相談会

 

 

 

新規就農者3名が地域の仲間入り

11月11日,町営農支援センターにおいて新規就農者励ましの会を開催しました。指導農業士,女性農業経営士,青年農業者,関係機関等計25名が出席し,3名の新規就農者の門出を祝いました。新規就農者からは「屋久島の農業に魅力を感じ就農した。いろいろなアドバイスを受けながら,経営を確立していきたい。」等の抱負が語られました。今後も,関係機関一体となって,生産技術や経営の早期確立に向けた支援を行ってまいります。

励まし

屋久島地区青年農業者会議で,4名がプロジェクト発表!

11月11日,町営農支援センターにおいて屋久島地区青年農業者会議が開催され,青年農業者や指導農業士,女性農業経営士,新規就農者ら25名が出席しました。茶の最終摘採後の整枝検討やたんかんの隔年結果対策など,4名がプロジェクト発表を行い,指導農業士等からアドバイスを受けました。また,認定新規就農者等も出席してプロジェクト活動の取り組み方を学びました。今後も青年農業者の課題解決に向けた取組を支援してまいります。

会議

R3.12

令和3年産屋久島ぽんかんの共販計画量は110トンで前年実績より多め

令和3年産JA種子屋久屋久島支所のぽんかん共販計画量は110トンで前年実績97tより多くなる見込みです。本年のぽんかんは糖度が平年より高く,良好な仕上がりとなっています。ぽんかんの樹が老木になり,年々生産量が減少していることから,農林普及課では,町,JAと連携し”薩州”などの優良ぽんかんへの改植を進めることとして,幼木の植え付け,管理方法等の研修や情報提供を行っています。

ぽん

曽於地区茶業青年同志会との交流を実施

12月7日・8日に,曽於地区茶業青年同志会が先進地研修として来島されました。参加者は17名で,1日目は屋久島の茶業青年の取組等の事例発表や,意見交換を行いました。2日目は農業法人の地球温暖化への対策等について,早場産地の仕立てや害虫の発生対応について現地視察を行いました。今後とも,こうした茶業青年の活動を支援してまいります。

茶

茶業青年らが輸出の勉強会を実施

12月13日,県産業会館の日本貿易振興機構(JETRO)鹿児島貿易情報センターにおいて,屋久島の茶業青年4名が日本茶の輸出について勉強会を行いました。JETROの担当者から,茶の国内外市場の成長率の見通しや輸出の具体的な商流例等について指導を頂き,参加者から「思っていたよりハードルが高くないことを知れてよかった。自分の商品の特徴や強みを見直しながら,屋久島の知名度を活かしていきたい。」との感想がありました。今後も,輸出等販路拡大の取組みを支援していきます。

茶茶

さらなる単収向上を目指して,サツマイモ基腐病対策研修会を開催

12月14日,町営農支援センターにおいて,焼酎用かんしょ栽培農家6名が出席し,サツマイモ基腐病対策として,育苗管理を中心とした研修や情報交換を行いました。令和3年度作の実績は,被害面積が令和2年度作と同様で7割を超えましたが,単収は大幅に向上する見込みです。薬剤散布の強化や早期収穫を行ったことから,被害がやや軽減されたと見られます。次年度作に向けては,ほ場選定や健全苗の確保に努めるように助言指導を行ったところです。

もとぐされ

R4.1

JA種子屋久屋久島たんかんは昨年並みの300tを予想

令和3年度のJA種子屋久屋久島たんかんの共販量は昨年並みの約300t(令和2年度産341t)を見込んでいます。本年度は台風被害がなく,糖度も高く果実品質は良好ですが,全体的に小玉果が多い傾向です。2月1日から収穫を始め,2月3日から選果販売を行っています。引き続き関係機関と連携し,隔年結果(*)防止に向け,適正着果や樹勢回復対策などの取組を進めてまいります。

(*)隔年結果とは,果樹で1年おきに豊作(表年)と不作(裏年)を繰り返す現象で,果樹経営を圧迫する要因となっています。

紅茶の検討会を開催

1月11日,島内で生産されている紅茶を対象の互評会を生産者4名で開催しました。紅茶は中国系とアッサム系など8点で,官能審査結果について意見交換をしました。この他,販促資材について参加者が作成した紅茶の新商品のパッケージ等についても意見交換しました。屋久島産の紅茶は首都圏等でも販売され,知名度が上がりつつあります。参加者からは,「今後とも定期的に互評会を開催し,技術向上に努めたい。」との声が上がりました。

こうちゃ

R4.3

令和3年度産屋久島たんかんのJA集荷量は昨年より18パーセント増の404トン!

令和3年度産JA種子屋久屋久島支所のたんかんの集荷量は404トンで,昨年の341トンより大幅に増加しました。3年度は前年の生産量が多かったため,数量が減少する見込みでしたが,樹勢回復対策の実施やヒヨドリ被害が少なかったことから,増量となりました。令和4年度産も着果量が多くなる見込みです。農政普及課では引き続き,適正着果量の普及や樹体管理指導に努め,隔年結果の軽減を図っていきます。

サツマイモ基腐病対策の植付前研修会を実施

焼酎用甘藷の植付けを4月に控え,サツマイモ基腐病対策の研修会を行いました。重点農家等7人と三岳酒造の職員も参加し,主に基本事項である「3つのない」対策について,マニュアルを用いて説明を行いました。また,昨年度の実証栽培の優良事例を検証し,今年度の実証栽培のねらいを説明しました。また,抵抗性品種の取扱い等について,意見交換を行いました。次回は梅雨期前に防除対策研修会を行う予定です。

令和4年度産茶一番茶萌芽調査を実施

3月23日,県経済連をはじめ各関係機関出席のもと,令和4年度産一番茶の萌芽調査を実施しました。当日は8カ所の定点圃場を巡回し,新芽の生育状況について意見交換を行いました。最も早い畑で2.1枚程度葉が展開しており,摘採開始は昨年より4日程度遅れる見込となりました。来月5日には,講師を招待して,製造講習会を開催する予定であり,農林普及課では今後も良質茶生産のための指導を行っていきます。

萌芽調査

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