更新日:2020年6月5日
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種子島のサトウキビ栽培は,収穫後早めの株出し管理とマルチ被覆が基本です。しかし,ハーベスタ収穫が9割を越えており,ハカマが残った状態では株出し管理の障害になることから,その多くは焼却処理されており,火災や事故の発生が懸念されています。
農業開発総合センター熊毛支場において,焼却せずにハカマをすき込む技術が開発されているので紹介します。
【作業方法】
株揃えの後,ディスクタイプの根切り排土機を使用することで,効率よくハカマのすき込みができ,ハカマ処理にかかる時間が不要となるので,株出し管理作業は従来の4分の1の時間で完了します。
【効果】
ハカマは,石灰窒素(10kg/10a)とともに畦間にすき込みます。これにより,有機物の分解が進み,土壌の酸性化や地力の低下を防ぐ効果が期待できます。
ハカマは種子島の土壌を豊かにする貴重な財産ですので,焼かずに畑にすき込みましょう!
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