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ホーム > 健康・福祉 > 医療 > 感染症 > 感染症情報 > 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の報告数が増加しています。

更新日:2024年7月1日

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劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の報告数が増加しています。

全国的に劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の届出数が増加しています。

鹿児島県においては6月20日時点で、令和5年の届出数を超えています。
原因となる溶血性レンサ球菌に感染しないよう,手洗い,咳エチケット,傷口の清潔な処置といった,基本的な感染防止対策に努めましょう。

  令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
鹿児島県(件) 7 11 9 4 6 13
全国(件) 894 718 622 708 941 1060
(~6/16)

(令和6年7月1日時点)

最新の発生状況は,毎週発行している「鹿児島県感染症情報」で確認できます

鹿児島県感染症情報

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)とは

溶血性レンサ球菌(いわゆる溶連菌)には多くの種類があり,一般的には急性咽頭炎(のどの風邪)などを引き起こす細菌として知られていますが,まれに引き起こされることがある重篤な病状として,劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が知られています。

症状としては,最初は,腕や足の痛みや腫れ,発熱,血圧の低下などから始まることが多く,その後,組織が壊死(えし)したり,呼吸状態の悪化・肝不全・腎不全などの多臓器不全を来たし,場合によっては数時間で非常に急速に全身状態が悪化します。

四肢の疼痛,腫れ,発熱など感染の兆候が見られるときは,速やかに医療機関を受診しましょう。

治療について

適切な抗菌薬の迅速な投与,必要に応じて緊急手術による広範囲の病巣(びょうそう)の除去,集中治療室での全身状態の管理などを行います。

予防方法

溶連菌は,飛沫感染や接触感染によって感染することから,手洗い,咳エチケット,傷口の清潔な処置といった,基本的な感染防止対策に努めましょう。

医療機関のみなさまへ

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は,五類感染症(全数把握疾患)に定められています。診断した医師は,7日以内最寄りの保健所に届け出なければならないとされています。

参考

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部感染症対策課

電話番号:099-286-2724

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