更新日:2024年4月9日
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麻しんについては,現在,海外における流行が報告されています。国内においても,海外からの輸入症例が契機と考えられる事例報告もあります。
今後,輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
麻疹の発生動向調査(国立感染症研究所)(外部サイトへリンク)
麻しんの主たる感染経路は空気感染で,その感染力は非常に強いので,発熱,咳,鼻水,眼球結膜の充血,発疹等,麻しんに特徴的な症状が現れた方は,事前に医療機関に電話で連絡し,指示に従って受診してください。
その際,症状出現日の約10~12日前(感染したと推定される日)の行動(海外・国内の麻しんの流行地や人が多く集まる場所へ行ったかどうか等)について,医療機関へお伝えください。
受診時は周囲への感染を防ぐため公共交通機関等の利用を避けましょう。
麻しんが発生している地域を訪問した患者については,麻しんを念頭においた診察を行ってください。
麻しんは,五類感染症全数把握疾患に定められています。診断した医師は,直ちに最寄りの保健所に届け出なければならないとされています。
年 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
本県 | 3 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
全国 | 439 | 283 | 229 | 462 | 35 | 165 | 186 | 279 | 744 | 10 | 6 | 6 | 28 |
(令和6年2月19日時点)
麻しんは,2008年1月1日から全数把握対象疾患となっています。
麻しんは第2種の学校感染症に定められており,解熱した後3日を経過するまで出席停止とされています。ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは,この限りではありません。
また,以下の場合も出席停止期間となります。
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