更新日:2025年2月3日
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12月14日,鹿児島県立短期大学お茶育研究会が,松元の茶生産者との意見交換を目的に視察研修を企画し,農政普及課が対応した。同大学とは,はんず茶の実演活動を契機に「まつもと茶」を使ったお菓子づくりなど,新たな取組を始めている。今回は(有)中園八郎製茶と(有)坂之上製茶を訪問し,これまでの連携活動に係る生産者の反応や,今後の連携活動の方向性を検討した。生産者からは,新たな取組で自分たちも楽しみながらPR活動に取り組めたと喜びの声が聞かれた。
12月18日,鹿児島市都市農業センターで,「かごしまの“食”交流推進計画(第5次)策定に向けた意見交換会」を開催し,鹿児島市・日置市・いちき串木野市の実務担当者(農政,教育,保健所等)20人が出席した。家庭,学校・保育所,地域における食育や,生産者と消費者の交流による地産地消の推進状況など,それぞれの取組に対する事例紹介や質疑応答,第5次計画策定に向けた意見の提言がなされ,参加者からは有意義な意見の交換ができ,参考になったとの声が聞かれた。
11月29日,日置市で「鹿児島・日置地域農業を語る会」が開催され,クラブ員や農業青年クラブ員,関係機関の担当者ら47人が参加した。現地研修では「直進アシストトラクター」や「糖含有珪藻土還元消毒技術」について学び,室内研修では「農地確保」や「輸出の基礎と海外ニーズ」についての講演を聴講した。参加者は新たな技術や視点を学び,今後の農業経営や地域農業の発展に繋がる貴重な学びの場となった。
12月6日,日置地区指導農業士会と関係機関等を含めた18人が,令和6年度新規就農者6人及び給付金中間評価対象者6人の各農場・施設等を巡回した。就農後の生産技術や経営状況を把握するとともに,指導農業士からは課題や悩みに対して厳しくも思いやりのある的確な助言があった。また,新規就農者からは継続的な指導を求める場面も見られた。当課では今後も人手不足状況下でも指導農業士会及び関係機関・団体と連携し,新規就農者支援体制の強化を図る計画だ。
12月12日,繁殖牛生産者15人・関係機関3人参加のもと,寒期の飼養管理について研修を行った。寒気対策の基本は気温でなく体感温度で,床からの体温低下を忘れがちである事や,換気を疎かにすると畜舎内空気の悪化により病気の原因になる事を中心に説明を行ったところ,農家から子牛の防寒着の着用期間に関する質問があるなど,寒期ストレスの原因・理由及び対策の要点について認識を新たにした。今後も機会を捉えてストレス対策による子牛商品性の向上指導に取り組みたい。
12月2日,茶市場で鹿児島・日置地区茶業振興会主催の荒茶求評会が開催され,関係者を含む27人が参加した。求評会には,鹿児島・日置地区の生産者から19点の荒茶が出品され,茶商から外観・水色・滋味・需要性の4項目で審査を受けた。審査後は生産者が茶商から1対1で評価を聴けるよう個別面談を設けた。生産者は,自分が出品した荒茶に対する評価を熱心に聞き,茶情勢についても意見交換が活発に行われ,今後の茶生産を考える有意義な時間になった。
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