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更新日:2024年11月27日

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農政普及課現地農業情報(令和6年10月)

鹿児島地区

完成!まつもと茶ロゴ入りボトルの活用

域振興推進事業を活用し,まつもと茶のロゴが入ったフィルターインボトルを製作した。このボトルは,まつもと茶の認知度向上を図ることを目的に,地域の茶農家をはじめ,体験施設や,飲食店など現在5店舗に貸出している。製作したボトルは,PR用のため小さめ(300ml)だが,活用先からは,使いやすさから購入を希望される消費者が多いとの情報を得ている。今回得られた消費者ニーズなどの情報は,茶生産者とも共有を進める。

はんず茶の技術を後世に!技術継承に向けた取組

10月26日に「おいどん市場与次郎館」ではんず茶の技術継承及びPR活動を行った。当日は,鹿児島県立短期大学と鹿児島市茶業青年が連携した初めての取組となった。今回は,茶業青年2名にはんず茶の製造技術を継承するため,地域で唯一はんず茶の製造技術を有する新福氏に製造法を学ぶ機会を設けた。青年達は早速習得した技術を来場者に披露し,実際に製造したはんず茶は,学生が消費者に試飲提供するなど,新しい連携活動がスタートした。

お茶写真(10月)

日置地区

(農)田代ビレッジ経営改善への取組み

(農)田代ビレッジは大豆や麦類,WCSなどを栽培しているが,生産性や収益改善が課題で,品目選定や雇用体系について意見が分かれていた。そこでLPによる経営・労働シミュレーションを提案。主要品目の収益性標準を作成し,農業専門普及指導員やチーム員との検討を経て,10月の定例会で分析結果を報告した。収益を高めるには作業効率化や労力確保が課題であることが判明し,新品目や品目の絞り込み,農村体験事業の提案等により,組合員の経営改善への意識が高まっている。

田代ビレッジ(10月)

日置市農業公社ミニトマト修了生の農場訪問

9月25日,日置市農業公社修了生ほ場でミニトマト農家3戸を関係者と訪問し,営農状況を調査した。ある農家はトマト黄化葉巻病からの回復を目指し,耐病性品種を導入。別の農家は高品質なミニトマトを生産しているものの,極寒期の低収が課題で暖房機の導入を希望。さらに他の農家は篤農家から技術を学び,タバコカスミカメ利用のプロジェクトを行い,高付加価値販売に努めていた。各訪問を通じて現状を把握し,具体的な支援策を検討する貴重な機会となった。

農業公社(10月)

ソリダゴの盆・秋彼岸出荷から夏期株枯れ対策を提案

10月10日,日置市永吉の選花場でJA日置ソリダゴ部会の盆・秋彼岸出しの反省会があった。今年の盆出荷量は例年の半分,秋彼岸8割程度で,近年の夏期高温化で株枯れが発生し出荷量が減少傾向にある。対策として地上部10cm程度の葉を残す指導をしているが,夏期の草丈は伸びず,規格80cmでは地際からの採花になっていた。そこで規格を75cmにし地上部を確保し株枯れを抑え,株が残ることで,次作の穂が確保でき春期の出荷が安定することを市場や実需者に提案することとした。

若手女性農業者が農地の豆知識を学ぶ

10月24日,日置庁舎において日置地区若手女性農業者研修会を開催し,女性農業者13人が参加した。農地の豆知識を学ぶをテーマに,県農地バンクから農地の貸借の仕組みや相続について,また,地元女性農業委員から活動内容をわかりやすく話をしていただいた。情報交換では,農地の相続について活発に意見が交換されるなど有意義な研修となった。農政普及課では,今後も研修会や交流会を通じて,地域の担い手となる若手女性の育成に取り組んでいきたい。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

鹿児島地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0998057378

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