更新日:2024年7月24日
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6月14日,鹿児島中央家畜市場で子牛セリ市前研修会を開催した。「分娩間隔の短縮」をテーマに研修を行い,44人の農家が参加した。研修では新規就農者が繁殖成績向上のためにプロジェクトで取り組んでいる制限ほ乳技術を紹介した。発情観察や記録に意欲的に取り組むことで分娩後初回授精日数が短縮し,受胎率も改善されていることを紹介した。これからも,時期や情勢に合わせた研修内容にすることで,有益な情報を提供できるよう努めていく。
鹿児島市茶業振興会では,昨年11月23日に松元平野岡運動場で初開催された「まつもとまるっとマルシェ」で,地域のお茶の飲み比べなどのPR活動を行った。当日は県立松陽高校の生徒も多く参加し,ステージをはじめイベントに華を添えてくれた。松陽高校の学園祭が6月8日(土曜日)に開催され,生徒会の生徒から,松元茶のPRや販売を行うことで,地域茶業を盛り上げたいとのありがたい声をいただき,今回新たな連携活動が始まった。
5月25日,鹿児島市内農産物のPRと販売を行っている女性農業者組織ポタジェファムの会員9名が出店し,3月にオープンした坂之上製茶の直売所SABOでマルシェを開催した。米,野菜,茶のほか,焼き菓子や団子,惣菜,甘酒,ジュース等の加工品が並んだ会場には,好天にも恵まれ,オープン前から多くの消費者が来場した。マルシェで買い物を楽しんだ後は茶畑の散策や,テイクアウトのお茶,スイーツを楽しむ姿が見られた。今後も季節に合わせて開催する計画である。
5月24日,農事組合法人田代ビレッジの第14回総会が日置庁舎で開催された。令和5年度経営面積は44haで大豆,小麦,裸麦,WCS等を栽培し,前期より売上は増加したものの農産物売上が低く,経営が軌道に乗っていない。これは中山間地域の日照不足や排水不良等条件の悪いほ場が多く,生産性が低いことが要因と考えられる。このような中,農政普及課では今年度から当法人を重点支援対象に位置づけ,条件不利地でも収益の上がる品目を提案し,試験的に取り組む計画としている。
5月30日,農事組合法人夢ファーム大里の第5回総会がJAさつま日置市来支所で開催された。第5期は水田フル活用に向け,大麦の規模拡大(20haから32ha)を進めるとともに,WCSの生産(22ha)や農協精米所運営の受託に取り組んだ。次年度の事業計画では,加工用米の規模拡大や精米所運営の受託拡大を進め,より一層の経営発展を目指すこととなった。農政普及課は当法人を重点支援対象に位置づけ,生産安定や経営管理に関する支援を継続していく。
6月7日,日置庁舎で日置地区新規就農者励ましの会を開催した。管内で就農した20代~40代6人(茶2人,畜産2人,果樹2人)のうち5人が出席し,いちき串木野市長や指導農業士,女性農業経営士などから激励や貴重な助言があり,新規就農者は「日々学び,生産物を世界に広めたい」など熱い決意を語った。事前に農政普及課職員で全新規就農者を訪問したこともあり,早速青年クラブへの加入もあった。今後も関係機関と連携を深め,各種研修会など通じて支援していく。
6月7日,日置庁舎にて,令和6年度日置地区農業青年クラブ連絡協議会総会が開催された。会員数は,新たに2人加入,1人退会の10人(果樹5人,野菜3人,花き1人,作物1人)となった。また,当日は農業青年クラブ主催の交流会も開催され,新規就農した青年に農業青年クラブ活動の熱意を感じてもらい,新たな会員として加入してもらえるよう交流を深めた。
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