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更新日:2022年7月11日

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取り組み例(高低差、段差の解消)

住宅内で構造上・機能上やむを得ない場所、例えば玄関の上がりがまちはその差をできるだけ小さくしたり、床仕上げの色を変えて識別し易いように工夫します。

主な工夫

段差で一番危険なのは、数cm程度の中途半端な段差です。室内は極力フラットにして、必要な箇所には思いきって大きな段差を取り、注意を促す方が安全だと言えます。大きな段差には、将来的にスロープ等を設けます。段差が小さい場合でも、面取り等の配慮が必要です。
各居室への移動の場合に通過する廊下や階段、高齢者等の居室、居間、寝室、台所等では、敷居をV字カット型にする等の工夫が必要です。便所、洗面所、浴室、脱衣室等では、釣り引き戸を設ける等して極力敷居を無くします。洋室の居間と、和室との境の段差はフラットにするか、一段高くします。高くする場合は、車いすの座面に合わせるか、洋間と和室の人の目線とが同じになる高さを目安とし、境に段差解消ステップと、手摺を設けます。
玄関出入り口部分は雨水の進入を防ぐ必要から、段差が必要です。雨水の浸入を防ぎ、同時に車いすの通過も可能な推奨寸法を採用します。浴室入り口部分は、浴室内にスノコを敷く方法、出入り口のグレーチングで排水し、床をフラットに仕上げる方法等があります。バルコニー、勝手口、テラス等への出入り口部分もステップ等の工夫が必要です。
段差のない床仕上げの詳細部の写真

写真14-1段差のない床仕上げの詳細部

上り框の高さを昇降のしやすさや、安全性を保し、24cmとした例の写真

上り框の高さを昇降のしやすさや、安全性を保し、24cmとした例

踏み板前部にすべり止め加工を施した例の写真

踏み板前部にすべり止め加工を施した例

写真14-2段差がある場合の工夫

よくあるご質問

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