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更新日:2022年7月11日

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移動の安全性の確保

対策の概要

高齢者・障害者の身になって住宅を設計する。

バリアフリーな住宅づくりの基本は、介護を必要とする人の立場で家を設計することです。身体の衰えをあらかじめ想定して、普通の生活、車いすでの生活、寝たきりになった時の生活と三種類の生活パターンを想定した住宅を考えます。将来、住人の身体が不自由になっても、必要に応じた改装が最低限の出費でできるように設計することが大切です。更に進めると、介護の形態についてあらかじめ考えておくことも重要です。誰が介護するのかということも踏まえて、現在と将来の家族構成にも対応できるように計画することが必要です。本人を交えて家族の意見を統一し、世代間のライフスタイルの違いによるトラブルが無いよう、互いに納得して設計に入ることが大切です。

以上のような前提を踏まえて、適切なバリアフリー技術を活用して住宅の設計を行います。バリアフリー住宅の設計のポイントは、

1.床の段差の解消、床を滑りにくくすること、手摺を設置するといった安全性の確保
2.高齢者や障害者にも使い安いキッチン、ホームエレベーターやわかり易いスイッチ等の設備機器の工夫、車いすの利用を考慮した通路幅の設定等
3.居室の冷暖房の工夫や、色調や照明といった健康や快適性に関わる配慮等
が挙げられます。更に、家の中での事故、火事、防犯(泥棒な等)、緊急時の連絡を考えておくことも重要です。

主な手法

●部屋の配置
●高低差、段差の解消
●手すりの設置
●階段と水周りの工夫
●開口部、通路幅の確保

よくあるご質問

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土木部建築課

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