ユニバーサルデザイン
対策の概要
あらゆる世代・人々が共有するデザイン
バリアフリーデザインが特定の人(障害者、高齢者等)を対象としているのに対して、ユニバーサルデザインは子どもを含む、できる限り全ての人々に利用可能であるように、製品、建物、空間等をデザインすることを指しています。住みなれた地域の中で子どもも高齢者も健康な人も障害者も、お互いに認め合い共生できるような居住環境が望まれます。
ユニバーサルデザインの基本テーマは、「みんなが安心して使えること」にあります。そのためには、それを利用する様々な「立場」の違いを理解することから始まります。
まずは、使い方がわかり易く操作性が良いことが上げられます。安全なこと、そして万が一操作を誤った場合のエラーの対処法も大切です。また、そのデザインが日常生活における様々な困難を取り除いてくれる快適性を備えていることも重要です。
更に、製品は見た目にも美しく、必要とする人が容易に手に入れられるように適切な価格であることも必要です。そして、壊れにくく廃棄された場合にリサイクルが可能な環境性・持続可能性を備えていることも大切な要素となります。(図35-1)
図14-7バリアフリーからユニバーサルへの転換月刊環境共生住宅より作成
主な手法
●安全性の確保
●快適性の追求
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