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更新日:2022年7月11日

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取り組み例(手すりの設置)

住宅のバリアフリー化の重要なポイントに手摺の設置があります。靴を履いたり便所や浴室でしゃがんだり等々。この体位が不安定な時に重要な助けになるのが手摺です。ちなみに高齢者が住宅の中で死傷する事故は、6割が浴槽での溺死、転倒事故が3割となっています。手摺が設置されていれば事前に防げる事故も多いと考えられます。
しかし、安易に手摺に頼ってしまうのは身体機能を衰えさせることにつながります。最初から過剰に設置するのではなく、必要になった時点で必要な個所に設置すべきです。

設置の工夫

・手摺が特に必要なのは浴室と階段です。
・玄関・便所・洗面所・脱衣室・廊下には必ず取付けます。
・手すりの端に衣服を引掛けたりする場合を考慮し、壁側か下側に曲げた形状とします。
・高さは床から70~90cm前後、壁からのすき間は手すりの内側まで40~60mm、手すりの太さは約35mm等(県バリアフリー基準)
・材質も設置場所によってその特徴が異なります。(表14-1)
手摺の設置状況1
手摺の設置状況2

写真14-3手摺の設置状況

  樹脂 金属
ステンレス スチール
手触りが良い     × ×
滑らない     ×  
耐水性 ×     ×
形状が豊富        
現場加工し易い        
外部での耐久性 × ×    
色彩の自由度   ×
使用箇所 浴室以外の部屋 浴室、洗面所、
トイレ
屋外
凡例:◎優良〇やや良い普通やや劣る×劣る

表14-1手摺の材質とその特徴
鹿児島県「バリアフリーガイドブック」より作成

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