14 いろいろな世代の暮らしを支える(1)
背景と課題
鹿児島県における高齢化の現状
鹿児島県における高齢化は全国よりもおよそ10年早く進行しており、2000年10月1日現在で、年齢3区分をみると、年少人口(0~14歳)が281,373人、生産年齢人口(15~64歳)が1,101,847人、老年人口(65歳以上)が402,989人で県人口に対する割合はそれぞれ15.7%、61.7%、22.6%となっています。これを1999年の構成比と比べると、特に老年人口は0.6ポイント上昇しています。
図4-1鹿児島県人口ピラミッド(昭和30年・平成12年)
鹿児島県企画部統計課「鹿児島県年齢別人口調査」
図14-2鹿児島県の高齢化の推移
2000年の全国、2005年以降の全国及び県は、国立社会保証・人口問題研究所、1997年推計による
一方、2000年10月1日現在における鹿児島県の総世帯数は、716,610世帯で、そのうち65歳以上の高齢者親族のいる世帯は271,584世帯で、一般世帯の37.9%を占め、平成7年に比べ26,905世帯、11.0%増加しています。このうち高齢単身世帯は88,542世帯(高齢者親族のいる世帯の32.6%)、高齢夫婦世帯は90,467世帯(同33.3%)で1995年に比べ、それぞれ16.5%、15.8%の増加しています。また、単独世帯は、215,183世帯(一般世帯の30.1%)で1995年国勢調査に比べ13.0%増加でした。少子・高齢化の進展につれてますますこの傾向は強まると考えられます。
図14-3鹿児島県の世帯数の推移「2000年国勢調査」より作成
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください