更新日:2020年6月8日
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加治木町木田と鹿児島神宮の関係は、木田が正八幡宮(しょうはちまんぐう)(鹿児島神宮の旧名)の社領であった中世にまでさかのぼります。現在でも木田地区は初午祭の先陣を切る御神馬(ごしんめ)の飼育役を務めるとともに、かつて旧暦5月5日に行われていた鹿児島神宮の御田植祭の苗を育てています(現在は旧暦5月5日を過ぎた次の日曜日に行われます)。
木田の御神饌田(ごしんせんでん)(八幡田/はちまんでん)で播種祭(はしゅさい)を行って育てられた苗は、豊作と家内安全を祈願しながら、御斎田(ごさいでん)で木田の早乙女・早男が田植えを行います。そして11月の新嘗祭(にいなめさい)では「木田郷奉納米」として籾俵(もみだわら)が鹿児島神宮拝殿に供えられます。
〇木田青年お田植え歌
1.水もゆらゆら田もゆらゆらとはねいやれその田の稲が、畦にゆらゆら
2.ゆらいさらいさんざらいとはねいやれ出来さし実しは花の八月
3.花の八月はんのくどのはねいやれはなはちけんで八代(やよ)の約束
4.八代の約束申してからはねいやれ木の葉は沈む石は浮くとも
5.いやと一言申してからはねいやれ枯れ木に花が七度咲すまで
6.七度げにまた咲いてからはねいやれ八咫舟に移て後は実になる
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