蒲生の太鼓踊り
太鼓踊りは,約400年もの歴史をもつ郷土伝統芸能で,島津義弘の手によって広められたものです。その勇壮さから,文禄,慶長の役から凱旋踊りとして,或いは流行病を鎮める効験があるとして,県内各地に伝承されています。近隣の太鼓踊りと同じ由来をもち,基本的な所作も同じですが,地域の独自性を表現するためか,踊り方や唄に若干の相違がみられます。
現在,蒲生地区では下久徳・川東・北の3地区において太鼓踊り保存会が設けられ,地域住民が一体となってその継承活動に努めています。昨今では,幼児や小学生・中学生・高校生も踊り子として参加しており,将来的に後継者となるべく人材も育ってきています。
明治初年来,旧暦7月21日(現8月21日)に,蒲生八幡神社へ太鼓踊りが奉納され,一般公開も行われています。
公開日時
8月21日
公開場所
開催風景
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