ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業者・経営 > 鹿児島県立農業大学校 > 農学部野菜科の主な取組
更新日:2023年8月25日
ここから本文です。
野菜科農場ではプロジェクt学習として様々な野菜を栽培します。先日はトマトの病害対策の一貫として苗の接ぎ木を行いました。土壌病害に強い品種(台木)に良食味で収量性の高い品種(穂木)を接ぐことによって,病気に負けず栽培管理が容易なトマトを生産することができる様になります。接ぎ木は,細かい作業を手早く行う必要があり,集中力と慣れが必要であることから良い学習の機会となりました。
野菜科では,夏休み期間中も農場当番の学生が畑のかん水や管理作業を行っています。先日の台風6号接近に伴い,ビニールハウスではハウスバンドの点検等を行い,露地栽培では防風ネット設置やベタ掛け被覆を行い,台風に備えての基本的な対策や技術を学びました。
1年生はGAPの制度について講義を受けた後、実際に作業場で審査時のポイント、工程を管理する意味等質問形式で勉強と指導がありました。
また、知財やブランディングについて講義を受講し、農業を取り巻く法律についても知識を持つことの重要性を学びました。
令和5年7月14日(金曜日)に農学部野菜科バイオ研究会が令和5年度地球環境を守るかごしま県民運動の環境保全活動優秀団体として認められ表彰されました。
活動内容は,令和4年度野菜科44期生のプロジェクト活動(バイオ研究会)の一環で,
地域未利用資源である外来魚等を有機発酵液肥として生産利用し,効果を確認すると共に化学肥料の使用量を軽減させる取組みや,地域農家と連携した取組が単なる生産実証にとどまらない活動として評価されました。
野菜科の1年生が,畝立てとマルチを同時に行える2連畝立てマルチャー付きトラクターで,青果用さつまいもの苗を植え付けました。高性能機械による省力化体験とさつまいもの栽培実習を兼ねた専攻作業でした。順調に生育すると10月ごろに収穫を行う予定です。
野菜科の1年生が,土壌分析の講義を受け,講義を基礎にして分析の実習を行いました。
講義では,土壌分析結果を活かして,野菜栽培における施肥設計の必要性について学びました。
実習では,農大ほ場の土を用いて,土壌の化学分析を行い塩基バランスを計算し現場で活かす一連の手法を学びました。
新学期が始まりはや2ヶ月が経過しました。6月に入り様々な資格試験が始まっています。学生達は資質向上のため,資格取得に向けて勉強しています。
学校では学生の資格取得支援に取り組み,放課後を中心に各先生方が補講を熱心に支援しています。
5月4日,野菜科2年が農大農場で生産した野菜を対面販売しました。小雨交じりの天気でしたが,多くの来場者があり,農大販売のテントには行列ができるほど盛況でした。
農産物販売は毎週金曜日14時から農大エントランス(食堂前)にて,「校内販売」を行っておりますので,是非そちらにもお立ち寄りください。
10月28日(金曜日)から校内販売を開始します。販売する野菜はピーマンとナスです。
また今後販売する野菜は大根,ミニトマト等を計画しております。
野菜科はJGAPに取り組んでいます。
令和元年9月にGAP指導員の外部講師を招聘し,GAP取得に向けた講義と現場農場施設改善について指導を受けました。令和2年度,JGAP認証に向けた準備がすすめられ,令和3年12月13日に外部認証機関の審査を受け,令和4年1月26日付けで「かんしょ」で取得しました。
今日,「かんしょ」を収穫しました。JGAPの実践は学生達に貴重な体験となりました。
農業に興味や関心を持つ高校生等12名を対象に実施されました。
午前中の体験型学習は,野菜科のほ場で収穫作業,また,現場教室で出荷調整作業が実施されました。参加者は,農大生から作業の進め方を教わりながら,ハサミを使って収穫(左写真)したり,また専用の包装道具を使って出荷調整(右写真)をしたりして,農大専攻学習の実践体験をしました。昼食後,大教室に移動して,野菜科の2年間の講義や行事の説明を農大生から受けました。
野菜科1年生14名が研究及び経営プロジェクトの計画をそれぞれ発表しました(左写真)。
農業開発総合センター普及情報課の農業専門普及指導員の先生達から貴重な助言やアドバイスがありました。また,野菜科2年生からも質問がありました。この発表会での助言やアドバイスを活かして今後一年間、プロジェクト活動に取り組みます。
2
年生(左写真)が昨年6月から管理作業に頑張ってきた野菜科農場のハウスや露地ほ場も片付けが終わり,いよいよ1年生(右写真)へ農場管理を引き継ぐことになりました。引継ぎ式では,現場教室や調整室など農場のカギを,2年生の農場長が1年生の農場長に手渡し,しっかりと握手することで引継をしました(中央写真)。今後2年生は,プロジェクト課題の調査結果を取りまとめに,1年生はプロジェクト計画に基づいた,野菜の定植準備に取りかかります。今後予期せぬ台風等の気象災害など,農場運営は気の抜けない作業になりますが,1年生は来年に結果が出せるよう農場専攻学習に取り組みます。
鹿児島県立農業大学校においてもインターネットによる通販サイトを活用した販売に向けて取り組んでいます。
今回,学生達はカタログを作成するため通販サイト企業の取材を受けて,情報発信の大切さを知る機会となりました。さらに体験を積み重ねていくことでインターネット販売の理解を深めていきます。
講義は4日間に渡り実施されました。
1年生は7月から農場管理が始まります。農場管理が始まる前に,農作業事故防止を目的として実施しています。農場管理で扱う刈払機(写真左)と小型車両系建設機械(写真右)の安全な取扱い方法および農作業安全に関する基本的な知識を学びました。
野菜科2年生が昨年6月から取り組んでいるプロジェクトの現地検討会が,1年生参加のもと行われました。2年生は,自分が担当した各ほ場で実績を説明した後,1年生からの質問に答えたり,先生達からの卒業論文の取りまとめについて助言指導をいただき,充実した検討会になりました。1年生は,農場引継(令和3年6月)後のプロジェクトの品目やテーマ設定などに参考になったようです。
2年生(23名)が1年間農場で取り組んだプロジェクトの実績を,農業開発総合センター普及情報課,野菜研究室から講師を招き,保護者,野菜科1年生の参加のもと開催しました。今後は各発表に対して講師の先生等からいただいたアドバイスを活かし,卒業論文として完成させていく予定です。
野菜科1年生26名が卒業論文テーマに基づいた研究及び経営プロジェクトの計画をそれぞれ発表しました。この発表会での助言やアドバイスを活かして今後一年間、プロジェクトに取り組みます。
~主なプロジェクトのテーマ~
(1)イチゴ,いんげんのIPM技術検討
(2)トマト,ミニトマト,イチゴの不耕起栽培の検討
(3)トマト,ニンジン,キュウリの品種比較
関連リンク
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください