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更新日:2024年10月24日
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鹿児島市中央卸売市場で有限会社かねやまの地域貢献活動の取り組みを研修しました。
卸・製造・産地開発3事業部の概要,レタスの年間供給の取組,農業生産者および行政等と連携した野菜供給の取組について聞き取りをしました。学生には大変有意義な研修になりました。
東京都のオリンピック記念青少年総合センターで全国農業大学校等プロジェクト・意見発表会が開催されました。
農業研究科の長野可奈さんは「県産糖含有珪藻土を利用した持続可能な土壌還元消毒法の確立」と題して研究課程の部でプロジェクト発表しました。
民間企業と連携した調査研究で県内の農業と食品工業界が抱えるそれぞれの課題を一緒に解決できる土壌還元消毒法の確立に貢献しました。
発表者の皆さん,素晴らしい発表をありがとうございました。
1月26日に関係機関や学生出席のもと,研究科2年生による地域農業調査研究報告会及び指導実習報告会を開催しました。
地域農業調査研究報告会では,農業経営や地域づくりに関する現地調査の結果をパワーポイントで発表しました。
研究科生は派遣研修等で習得した栽培技術,専門知識や研究成果を養成部門1年生に講義と実技実習を行います。指導実習報告会では,実習レポートにまとめたこれらの実習状況を,口頭で報告しました。
NPO法人風と土の学び舎を訪問し,都市農村交流活動の内容について調査を行ないました。
NPO法人関係者や地域おこし協力隊との意見交換の時間を持つことができ,地域の経済や社会、文化などの動きを活発化させる地域活性化の基礎を学ぶ有意義な研修となりました。
有限会社かごしま有機生産組合を訪問し,面積拡大,地域内外で連携した安定出荷の取組及び販路の確保に向けた取組について調査を行いました。
有機農業の発展を願う法人創業者の想いが持続可能な社会を目指す生産者と消費者に浸透し,栽培面積や坂路の拡大に繋がりました。
農事組合法人「田代ビレッジ」を訪問し,村づくり活動との関わり,集落営農への取り組みについて調査を行ないました。
農事組合法人の設立により活発な村づくり活動が継続していることがわかり,また,「人・農地プラン」など地域づくりで身につけておきたい基本的な知識の修得ができました。
農業研究科2年が野菜科1年生を対象に指導実習を行いました。
これは,派遣研修で培った知識・技術を養成部門の学生へ指導実践するものです。
派遣研修先である農業開発総合センター土壌環境研究室の協力により,「水蒸気蒸留法による土壌の無機態窒素測定」について講義し,実際に野菜科学生とともに蒸留や滴定の実習を行いました。
鹿児島くみあい食品株式会社を訪問し,インターネット通販サイト「クミショクファーム」の取組について調査を行いました。
「クミショクファーム」を活用する県内の生産者やJAの優良取組事例から,消費者から高い支持を得るための地域特産品の商品づくりと情報発信のポイントを学ことができました。
農業研究科では,鹿児島県農業開発総合センターで1年間研修してきた2年生1名が,研修報告と研究課題を論文にまとめ,発表を行いました。派遣先である農業開発総合センターの職員をはじめ,農大職員や養成部門の後輩たちも多数参加する中,研究内容を丁寧に発表する姿は,充実した研修期間を過ごしてきた自信にあふれていました。
また,7月から派遣研修に入った1年生1名も,研究課題設計及び中間実績について報告を行いました。慣れない環境に四苦八苦しながらも,研修に真摯に取り組んでいる様子がうかがえました。
研究論文を発表する2年生
農業開発総合センターでの派遣研修
研究部門では,各学生が研究課題をもって試験研究機関や先進農家へ1年間の派遣研修を行います。
7月からの研修開始を前に,1年生4名が「派遣研修計画発表会」にて派遣研修の計画と意気込みを発表しました。
派遣先である農業開発総合センター野菜研究室の研究員や,農業専門普及指導員等にもご参加いただき,研修計画への助言指導をいただきました。
発表タイトルは以下のとおり
花吉「卒業後の就農就職に向けた野菜の栽培技術の習得」
武井「新規参入を見据えた持続可能な酪農経営」
津曲「卵巣診断技術や超音波診断技術等の習得による黒毛和種受精卵移植成績の向上」
久田「受精卵移植技術を活用した徳之島地区に適応した肉用牛繁殖経営の検討」
研修計画を発表
畜産研究科1年は,農畜産物の需給動向と流通構造を学ぶマーケティング研修で,長島町の株式会社宮路ファームを訪れました。宮路ファームは,家族経営で黒毛和牛の繁殖から肥育、販売までを一貫して行なっている法人です。黒毛和種一貫経営の技術面での創意工夫や,直営の精肉店と焼肉レストランでの販売について,代表取締役社長ご夫妻と授精師でもある副社長からじっくりとお話を伺うことができました。
農場で視察する研究科生
繁殖から肥育まで(一貫経営)の工夫を伺う
直売店と焼肉店は地元リピーターや町内外からの利用者も多い
農業研究科1年生が,いちき串木野市の森の蔵農園でマーケティングの現地調査研修を行いました。
森の蔵農園では,地域の加工施設を活用した製品開発,専門家の協力を得ながら森の蔵農園の想いを適確に伝えているクラウドファンディングについて具体的な取り組みを伺いました。
学生からの質問にも丁寧に回答いただき,実り多い研修になりました。森の蔵農園様,ありがとうございました。
農業大学校で養成課程の学生を対象に就業・就農相談会が開催されました。
午後からの個別相談では,農業法人等に混じり研究科もブースを設置し,研究科進学を希望する学生にガイダンスを行いました。
研究科では,目標を持って自主的な研究活動を行いたい学生を募集しています。
農業研究科ブース
畜産研究科ブース
東京都にて「全国農業大学校等プロジェクト・意見発表会」が開催されました。
本校からは,九州地区代表として養成課程から2名,研究課程から1名がプロジェクト発表を行いました。
結果,宮下楊平さん(畜産研究科)が研究課程の部最優秀賞(経営局長賞)を受賞しました。
他2名(肉用牛科,野菜科)もそれぞれ入賞し,参加した3名全員が受賞する快挙となりました。
日頃のプロジェクト学習の成果が評価され,鹿児島農大としても誇らしい限りです!
鹿児島農大一行(参加学生と引率教諭)
農業大学校の教育の大きな柱であるプロジェクト学習の成果や,農業・農村についての自分の意見を発表する,校内プロジェクト・意見発表会が開催されました。
研究部門からは,プロジェクト発表の部で2年生2名が発表しました。学識経験者や農業者の代表からなる審査員9名による厳正な審査の結果,畜産研究科の宮下楊平さんが最優秀賞を受賞しました。併せて,本校代表として,九州地区大会への出場が決定しました。
発表者の皆さん,素晴らしい発表をありがとうございました。
宮下楊平「受精卵移植師としての卵巣触診技術の向上」
泊広明「奄美地域におけるカンキツ3品種リレー出荷体系の実現に向けて」
研究科2年の宮下が肉用牛科1年生を対象に指導実習を行いました。
まず,教室で雌牛の繁殖生理の基礎と卵巣触診技術に関する講義を行いました。
農場実習では,黒毛和牛2頭を用いて,触診と超音波診断装置を用いた卵巣状態の把握方法について,実演指導しました。
多くの1年生が,実際に触診を行いながら卵巣の模式図をスケッチしたり,超音波診断装置で卵巣の画像を確認するのは初めての経験でした。
派遣研修で経験を積んだ先輩からの指導に,熱心に耳を傾けていました。
雌牛の繁殖生理についての講義
超音波診断装置による卵巣の確認
研究科2年生の泊が果樹科1年生を対象に指導実習を行いました。
これは,派遣研修で培った知識・技術を養成部門の学生に対し指導実践するものです。
まず,温州みかんについて,栽培の基礎や生産現場で課題となっている病害虫に関する講義を行いました。
農場実習では,葉果比(実1個に対して薬を何枚残すか表したもの)の考え方や着果調整について不知火(しらぬい,晩柑種)を用いて実習しました。
温州みかんに関する講義
農場での実習
農業研究科1年生の7月からの派遣研修を前に,派遣研修計画発表会を開催しました。
感染症対策の観点から,農学部関係者のみの参加となりましたが,アットホームな雰囲気の中,研究科1年の長野さんが派遣研修の計画や意気込みを語りました。
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