景観
景観の形成
本県は,広大な県土の広がりの中に,多彩で豊かな自然や歴史・文化資源に恵まれており,人々の生活との調和が生み出す美しい景観は,本県の大きな魅力になっています。
また,うるおいと安らぎのある良好な生活環境に対する県民ニ一ズの高まりの中で,誇りや愛着の持てる個性豊かな美しい景観づくりが求められていることから,県では,本県の特色を生かし,県,市町村,県民,事業者等が一体となった景観形成を推進するため,平成19年12月に鹿児島県景観条例を制定するなど,平成19年度には以下の事業を行いました。
1 景観条例等の策定
本県の特色を生かし,県,市町村,県民,事業者等が一体となった景観形成を推進するため,「鹿児島県景観条例」を制定するとともに,「鹿児島県景観形成基本方針」及び「鹿児島県景観形成ガイドライン」を策定しました。
2 景観形成の普及啓発
(1) 地域リーダー等研修
商工会や地域づくりリ-ダ-等を対象に実施される研修等において,景観について普及啓発を行いました。
(2) 教職員等研修
環境教育の一環として景観学習が進められるよう,学校長等の研修会において,景観形成啓発用パンフレットを配布しました。
3 景観形成の実践活動への支援
(1) 景観アドバイザーの派遣
市町村や地域づくり団体等による地域の特性を活かした景観づくりを支援するため,まちづくりや緑化等の専門家を景観アドバイザ-として派遣しました。
(2) 知事同意による景観行政団体
地域における良好な景観の形成を促進するため,景観法に基づき規制誘導等を行う景観行政団体として,2市1町について,知事同意を行い,景観行政団体の数は,合計15市町となりました。
4 景観に配慮した公共事業の推進
(1) 県景観形成推進連絡会議の開催
本県の景観形成について総合的な調整を行うとともに,景観に配慮した公共事業を円滑に推進するため,庁内の関係課で構成する「県景観形成推進連絡会議」を開催しました。
(2) 職員研修の実施
県,市町村の技術職員に対し,景観形成について研修を行いました。
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