水環境1
水質汚濁とは
水質汚濁とは,事業活動その他の人の活動に伴って生じる河川や海域の水質の悪化により,人の健康又は生活環境に係る被害が生じることを言います。
環境基準
水質汚濁に係る環境基準は,人の健康の保護に関する項目(健康項目)と生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)について定められています。
健康項目に関する環境基準は,全ての公共用水域に一律に適用され,かつ直ちに達成・維持されるよう努めるものとされています。一方,生活環境項目に関する環境基準は,公共用水域ごとに利水目的に応じて類型が指定され,それぞれの類型ごとに基準値及び達成期間が設定されています。
公共用水域
公共の目的で利用される水域のことであり,具体的には河川,湖沼,港湾,沿岸海域などをさします。水質汚濁防止法において,こうした公共用水域が汚濁防止の対象とされています。
BOD
「Biochemical Oxygen Demand(生物化学的酸素要求量)」の略語で,河川など有機汚濁の代表的な指標です。水中の有機物が微生物により分解されるために必要な酸素の量のことで,この値が大きいほど水は汚れています。
COD
「Chemical Oxygen Demand(化学的酸素要求量)」の略語です。水中に含まれている有機物が酸化剤によって酸化されるときに消費される酸素の量のことで,有機物による海域や湖沼の汚染の度合いを示す指標です。この値が大きいほど水は汚れています。
平成19年度県内公共用水域環境基準達成状況(河川・湖沼・海域)
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