更新日:2020年3月30日
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1970年代から1980年代にかけて,全国各地で日本人が不自然な形で行方不明になりましたが,これらの事件の多くは,北朝鮮の工作員による拉致の疑いがあることが分かってきました。当初はかたくなに拉致を否定し続けてきた北朝鮮ですが,2002(平成14年)年9月,ついに日本人拉致の事実を認め,謝罪しました。同年10月には,拉致被害者のうち5名の方々の24年ぶりの祖国日本への帰国が実現しました。しかし,他の拉致被害者については,いまだ北朝鮮当局からの納得のいく説明はありません。
日本政府は,拉致問題の早期解決に向け取り組んでいます。私たちも,この問題に対する認識と関心をより一層深めていかなければなりません。
出典:(財)人権教育啓発推進センター「人権ポケットブック(引き裂かれた家族北朝鮮による拉致)」
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