その他の人権課題
刑を終えて出所した人や、その家族に対する偏見や差別は根強いものがあります。
そういう人たちが地域で社会の一員として明るい生活を営むためには、本人の強い意志も必要ですが、併せて家族や職場、地域の理解と協力が必要です。
また、自立を支援するための各関係機関の連携が必要です。
その他に、我が国固有の少数民族であるアイヌの人々への偏見、全国的にまだ多くのホームレスの人々が、過酷な環境に身をおいている状況で、偏見による嫌がらせや暴力事件などの人権侵害が起きています。
また、自分の性別に違和感を持ち、受け入れることのできない人々(性同一性障害)や同性愛者への差別など、性的指向性に関わる人権問題もあります。
このように、私たちのまわりには様々な人権問題があります。
まず一人ひとりが、ひとごととしてではなく、身近な問題として考え、「お互いを認めあう」ことが大切です。
そして、そのことが差別や偏見のない明るい社会づくりにつながっていくのではないでしょうか。
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