更新日:2020年3月30日
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しかし,ある日突然,犯罪によって幸福に生きる権利を奪われてしまった人たちがいます。犯罪被害者の人たちです。そして,犯罪に遭うことにより精神的,経済的負担を強いられ,幸福に生きる権利を奪われるのは被害者本人だけではありません。例えば,一家の働き手を失った場合は,その家族はすぐにでも経済的負担を強いられますし,マスメディアによる過剰な報道や無責任な噂などが,本人だけではなく家族や親戚の平穏な私生活を侵害することもあるのです。
そのため,被害者本人だけではなく,その家族や遺族を含めて,法律などでは「犯罪被害者等」という言葉が用いられています。
しかし,犯罪被害者やその家族は,一部の特別な人ではありません。明日,あなたやあなたの家族が犯罪に巻き込まれることになるかもしれないのです。
出典:(財)人権教育啓発推進センター「人権ポケットブック(犯罪被害者の人権)」
犯罪被害支援の日(認定NPO法人全国被害者支援ネットワーク)(外部サイトへリンク)
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