上手太鼓踊
上手太鼓踊は,町史によると寛正6年(1465)に踊られたのではとありますが,祁答院にいつ伝わったかはあきらかでありません。初秋期の稲の成長を妨げる災厄を退散させようとする念仏踊りに始まると言われますが,由来ははっきり分かりません。
古くから10月8日の豊日るめ神社大祭に奉納されてきましたが,昭和26年からしばらく途絶えます。しかし,校区の青年団を中心に,長老の指導と協力によって,昭和42年(1967)に復活し,以後現在まで踊り継がれています。
鉦,小太鼓は花笠をかぶり,絣の上着を着け,大太鼓は頭に毛笠,花柄の上着・白ズボン,脚絆,ぞうり,前には大太鼓を抱え,背に一本矢旗を背負います。
この踊りは,鉦4人と小太鼓4人を中に,大太鼓12人が2列で,鉦・小太鼓4人・大太鼓共に身体を跳躍させるところは見所です。
このようにして,長年にわたり踊り継がれたことは事実であり,今後とも伝承していくものであります。
公開日時
10月8日
公開場所
開催風景
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