本俣兵六踊り
〔由来〕昭和24年頃,以前兵六踊りを上演していた五社地区から,指導者二人を招いて本俣地区で始まりました。藤川天神1050年祭(昭和26年頃)に奉納以来,30年代半ば頃まで毎年9月の大祭時に上演してきました。その後,途絶えていましたが,平成4年(35年ぶり)に復活し,保存会を中心に地域が一体となり継承されています。
〔構成(登場人物等)〕大石兵六・吉野市助・大久保彦山坊・庄屋・和尚・小僧・老人・娘:(吉亀)・鬼人(赤・黒)・二才頭・二才中(12人)・キツネ(2匹)
〔扮装(踊りの服装)〕ワラジ・浴衣・カツラ・刀・ホラ貝等
〔踊りの概略〕吉野ヶ原の中程で,キツネ等の化け物が往来の人をたぶらかし,坊主にするという話です。
この兵六物語は,川上某によって書きおろされましたが,その後に毛利正直氏によって天明4年(1784年)に原本をもとに書き改められ,200余年の歳月を経て,今なお薩摩人独特の味を持つ民話として語り継がれ,踊り継がれています。
公開日時
不定期
公開場所
開催風景
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