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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事へのたより > 令和3年度のご意見・ご提案 > 意見・提案(令和3年12月)

更新日:2022年3月9日

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ようこそ知事室へ

意見・提案(令和3年12月)

  1. 屋久島空港改修
  2. 県立公園の犬の散歩の件
  3. 就職氷河期世代の採用について
  4. 鹿児島県体育館移転に関して
  5. ドルフィンポート跡地について
  6. 放置自動車や路上駐車

 1【屋久島空港改修】(知事へのたより)

意見の概要

コロナ禍,本土離島を含め県内旅行を何度かしました。
その中で,屋久島空港の建物の老朽化と狭さに驚きました。
到着後,すぐに手荷物受取場がありますが,スペースが非常に狭く,手荷物を受け取る方全員が入りきれず,係員の方が何度も「前へ詰めてください」と言われ,結局何人かは代表者のみ残って受け取るというような感じでした。
ハイジャック防止のセキュリティもなく,荷物を運ぶカートも錆だらけ,トイレも汚い,建物の外壁もボロボロ,搭乗ゲートもお粗末です。
とにかく空港内が狭く,搭乗する直前まで外で待ちます。到着便と重なるともっと大変です。
これが世界遺産の町を楽しみに訪れた人たちが目にする光景です。同じ県民として恥ずかしい思いでした。
一方,奄美空港は,新しく広々となり清潔で,また奄美に行きたいと思わせる空港でした。
島の玄関口である屋久島空港も,早急に対策をしていただきたいです。
屋久島では,屋久島の杉をお勧めしているようですので,是非とも自然を生かした屋久島らしい空の玄関口をつくっていただきたいです。
担当所属 港湾空港課
対応・取り組み状況 県では,屋久島の地域経済の活性化や観光振興に大きく寄与するものとして,屋久島空港へのジェット機就航に必要な滑走路の延伸に向けて,令和2年5月に屋久島空港滑走路延伸基本計画を策定し,その中で,旅客ターミナルビルについては,現施設の約3倍の建築が可能となる敷地を示したところです。
県内の離島空港の旅客ターミナルビルは,空港ビル会社が整備し,所有していることから,屋久島空港の滑走路延伸に伴う新たな旅客ターミナルビルについても,空港ビル会社において整備が行われるものと考えております。
県としては,現在,屋久島空港の滑走路延伸の早期事業化に向け,その取組を進めていますが,今後,事業化が決まり,新たな旅客ターミナルビルの整備について検討が進められる中で,屋久島の地杉材の活用について空港ビル会社に働きかけを行うこととしているところです。
今回いただいた御意見については,空港ビル会社などとも共有してまいります。

 

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 2【県立公園の犬の散歩の件】(知事へのたより)

意見の概要

現在,県立の公園施設で犬は入園禁止になっています。
市町村の公園施設では,だいたい犬と散歩ができます。
吉野公園で,春の桜満開の下,飼い犬と歩けたらいいと常々思っています。
犬の散歩が駄目ならば、ゲージ(犬用の箱)に入れての入園だけでもお願いしたいです。
担当所属 都市計画課
対応・取り組み状況

吉野公園等の県立都市公園においては,衛生上の問題や事故防止等の安全上の観点から他の利用者への配慮が必要であることから,犬の入園を禁止しています。

一方,他の自治体では,飼い主による糞の始末の徹底,リードの長さや立入り可能なエリアの設定など,一定の条件の下,犬の入園を認めている事例もあることから,本県の県立都市公園における犬の入園について,公園利用者へのアンケート調査や指定管理者との協議を行いながら,条件整理を進めているところです。

各県立都市公園は,設置目的や周辺環境,利用状況などがそれぞれ異なっていることから,今後,吹上浜海浜公園等の広域公園において,整理した条件での犬の入園を試行し,衛生・安全上の問題がないか等について,さらに検討を進めてまいりたいと考えております。

 

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 3【就職氷河期世代の採用について】(知事へのたより)

意見の概要

就職氷河期世代を対象とする県職員採用を,来年もぜひ実施してほしいです。
おそらく来年が最後の年になると思いますので,採用枠を最低10名程度に広げていただけないでしょうか。
毎年100名以上がエントリーし,採用されているのが5名程度となっており,就職氷河期世代の救済には遠いと思います。ご検討をお願いします。
担当所属 人事委員会事務局
対応・取り組み状況

県職員の採用に当たっては,退職者の状況,高齢層職員の再任用や定年引上げ等を踏まえ,採用者数や年齢構成の平準化などに配慮しながら,新規学卒者や民間企業等経験者等に加え,障害者雇用推進や就職氷河期世代の支援の観点も勘案し,必要な人材の確保に努めているところです。

いわゆる就職氷河期世代は,希望する就職ができず不安定な職に就いているなど,様々な課題に直面している方々がいらっしゃると認識しており,このような方々の意欲・能力を生かして活躍いただく観点から,本県においては,就職氷河期世代を対象とする試験を国に準じて令和2年度から実施しています。この採用試験の実績は,令和2年度が採用予定者数5人に対し最終合格者9人,令和3年度が採用予定者数5人に対し最終合格者6人となりました。
なお,本県以外の令和3年度の採用予定者数は,国が167人,九州において同様の試験を実施している福岡県が8人,長崎県が6人,熊本県が4人,宮崎県が4人となっています。

来年度の採用については,これらを総合的に勘案して,採用予定人数など採用計画を策定し,就職氷河期世代を対象とする来年度の試験計画についても,国・他県の状況等を参考に検討を進めることとしており,決定し次第,県のホームページ等で公表いたします。

 

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 4【鹿児島県体育館移転に関して】(知事へのたより)

意見の概要

県の新たな総合体育館について,現在,整備候補地も絞られている状況ですが,ふと疑問に思うところがあり意見させていただきます。
観光を考えると,桜島が正面にある候補地(ドルフィンポート跡地)でいいと思いますが,予期せぬ出来事が起こった場合,総合体育館は避難所になる可能性があります。
大規模な地震が起こった際に,海の近くであれば浸水し,避難所としては機能しないのではないでしょうか。
南海トラフ地震が発生する可能性もあるので,せっかく新たに総合体育館を整備するのであれば,災害が起こった際の避難所になりえる建物,場所を考え建ててほしいと思います。
今の候補地は,観光としてはいいと思いますが,津波等が発生した場合,避難できる場所にはならないと思います。
担当所属 総合政策課スポーツ施設対策室
対応・取り組み状況

新総合体育館(スポーツ・コンベンションセンター)については,県内外の専門家で構成する基本構想検討委員会において,防災上の課題を含む12の客観的な評価項目に基づき整備候補地の絞り込みの検討を行ったところです。
地域における防災対策においては,自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で,洪水,火山,地震など自然災害ごとに被災想定区域の位置などを表示した「ハザードマップ」が一般的に用いられているところです。
今回の評価に当たっては,このハザードマップの一つである県土砂災害警戒区域等マップ,鹿児島市津波ハザードマップ及び県水害リスクマップをもとに,土砂災害,津波,洪水といった自然災害による影響について個別に検討を行ったところです。
その結果,整備予定地のうち,施設本体を配置するドルフィンポート跡地については,土砂災害,津波の浸水区域には含まれておらず,敷地のごく一部が0.5m未満の洪水の浸水区域に含まれておりますが,かさ上げ等の措置により対応が可能であることを確認しております。
このほか,県においてドルフィンポート跡地は,大規模噴火時に噴石が到達する可能性などを示した「桜島火山ハザードマップ」において災害予想区域には含まれていないことを確認しております。
スポーツ・コンベンションセンターの基本構想(案)においては,「災害発生時における対応施設としての活用も考えられることから,これら想定される災害に十分対応できるよう,整備に向けた検討を進める必要がある。」としております。
頂いた御意見も参考にさせていただき,具体的には設計段階で検討してまいります。

 

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 5【ドルフィンポート跡地について】(知事へのたより)

意見の概要

私は,埼玉から引っ越してきました。
関東(東京,千葉,埼玉,神奈川)には,日帰り温泉施設がたくさんあります。
鹿児島は温泉地ですが,温泉として有名なのは指宿だけだと思います。
銭湯に温泉が噴出しているようですが,どこも古く,家族で利用したり,若い人たちが利用したりするようなところはほとんどありません。利用するのは地元の方のみでしょう。
関東の日帰り温泉施設は,各施設さまざまな特色があり,充実しているので1日のんびりできます。特に熱海には老若男女に人気のスパがあります。
ドルフィンポート跡地は,錦江湾も桜島も眺められるとても景観のよい場所ですので,是非日帰り温泉施設を作ってください。
観光客にも鹿児島県民にも,鹿児島の温泉をもっともっと利用できるようにしてほしいです。
体育館を利用するのは,ほんの一部の人だけです。
鹿児島県民や県外の人も利用できるような施設が望ましいです。ご検討ください。
担当所属 港湾空港課本港区まちづくり推進室
対応・取り組み状況

ドルフィンポート跡地を含む鹿児島港本港区エリアのまちづくりについては,今年度,コンベンション・展示機能を備える施設に係る整備可能性調査を実施し,まずは,新総合体育館(スポーツ・コンベンションセンター)が有するコンベンション・展示機能を最大限活用することが最善であるとの結果を,先般公表したところです。
スポーツ・コンベンションセンターについては,屋内競技の中核をなし,子どもや青少年だけでなく,高齢者も,あらゆる世代の,また,障害者や県内各地の県民がスポーツに親しむとともに,アスリートにとって,ここから全国・世界に羽ばたいていくシンボル的な施設として,また,コンサート・イベント等を通じて,県内外からの来訪者に賑わいと感動を与える施設として,永年にわたり県民に親しまれ,誇れるものとなるよう整備を進めていきたいと考えております。
鹿児島港本港区エリアについては,スポーツ・コンベンションセンターの状況等を考慮しながら,温泉施設などの集客機能等を含め,グランドデザインの開発コンセプトに基づき,まちづくりの方向性を検討してまいりたいと考えております。
その検討に当たっては,今回いただいた御意見など,県民や経済界,商店街等の御意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。

 

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 6【放置自動車や路上駐車】(知事へのたより)

意見の概要

鹿児島市中央卸売市場魚類市場前(鹿児島市城南町)の3車線ある県管理の臨港道路に,警告張り紙のある放置自動車や,鹿児島市城南町16番地周辺には路上駐車が多いです。
中には1年以上放置されているものもあります。
鹿児島地域振興局や警察も把握していますが,解決しません。早く対処してほしいです。
担当所属 港湾空港課
対応・取り組み状況

御意見をいただきました放置車両については,これまで,車両への撤去勧告書の貼り付けを実施したり,所有者を調査した上で,所有者に対して,撤去通知及び撤去命令を発出するなどの対応を取った結果,撤去された車両もありますが,新たに車両が持ち込まれる状況もあり,全ての放置車両の撤去には至っていないところです。
所有者が確認できず,破損又は腐食するなど再び車両として用いられることはないと認められる車両については,廃棄物として処分することも検討してまいります。
また,路上駐車については,注意喚起の看板を設置するとともに,交通管理者に相談を行いたいと考えております。

 

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