荒廃農地再生利用

荒廃農地とは

荒廃農地とは，現に耕作に供されておらず，耕作の放棄により荒廃し，通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地（荒廃農地の発生・解消状況に関する調査）

荒廃農地の影響

荒廃農地が及ぼす影響としては，雑草の繁茂等による病害虫・鳥獣害の発生，用排水施設の管理への支障，さらに，ゴミの無断投棄，火災発生の原因となることが考えられます。また，農地は作物の生産に有効に活用する必要がありますが，荒廃農地は担い手農家への農地集積の阻害要因にもなります。

荒廃農地対策

県では，市町村や関係団体等と連携しながら，国の制度や事業を活用した荒廃農地の発生防止・解消の取組を支援しています。

遊休農地及び荒廃農地の実態把握，利用意向調査

農地法30条に基づく農地の利用状況調査及び耕作の目的に供されていない農地の利用意向調査による営農再開への支援

日本型直接支払による発生防止，解消

中山間地域における農業生産活動を維持する活動や多面的機能を支える共同活動への支援

1. 中山間地域等直接支払
2. 多面的機能支払（水土里サークル活動）（外部サイトへリンク）

農地流動化による発生防止及び解消

• ​​​​​​農地を手放したい農地所有者やリタイアする農家から担い手への集積・集約化や，企業参入や新規就農者による荒廃農地の再生利用を推進
• 相続未登記農地など所有者不明農地の活用推進

1. 農地中間管理事業等による農地の貸借の推進（外部サイトへリンク）
2. 企業参入や新規就農者による荒廃農地の再生利用
3. 所有者不明農地制度の活用（農林水産省）（外部サイトへリンク）

荒廃農地解消のための支援

• 荒廃農地による問題や解消等にかかる支援事業をまとめました。詳しくはパンフレットをご覧ください。

（PDF：328KB）
荒廃農地（遊休農地）をなくしましょう！（PDF：328KB）