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ホーム > 健康・福祉 > 疾病予防・健康づくり > 疾病対策 > 熱中症の予防について

更新日:2023年9月13日

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熱中症の予防について

熱中症とは

高温・高熱にさらされたり,激しい運動などを行ったときなど体の中と外の“あつさ”によって引き起こされる様々な体の不調です。
脈が早くなる,手足のけいれん,めまいなどにはじまり,重症例では意識障害やショックなどがみられ,場合によっては死に至ることもあります。
特に,体温調節能力が低下している高齢者や,体温調節機能が十分に発達していない子どもは注意して見守るようにしましょう。
また,高血圧,心臓病,糖尿病などの病気のある人や体調がよくないときなども注意が必要です。

熱中症の起こりやすい時期

熱中症の発生は,例年,梅雨入り前の5月頃から報告がみられ,梅雨明けの7月中旬から8月上旬に多発する傾向があります。なかでも,急に気温が上がった場合や梅雨明けしたばかりの身体が暑さに慣れていない時や高温,多湿,日差しが強い時などに起こりやすいといわれています。最近では,地球温暖化の影響等もあり,室内での日常生活中においても発生しています。
 
環境因子
  • 気温が高い,湿度が高い
  • 風が弱い,日差しが強い
  • 照り返しが強い,輻射熱(放射によって伝わる熱)が強い
  • 急に暑くなった
このような時には,注意が必要です。

 

[参考]熱中症予防行動(リーフレット)(PDF:720KB)

 

[参考]熱中症予防行動の留意点について(詳細版資料)(PDF:120KB)

熱中症の症状

初期症状(重症度1度):頭痛,めまい,吐き気,足がつる(こむらがえり),大量の発汗などがあります。

重症度2度:頭痛,気分の不快,吐き気,嘔吐,倦怠感,虚脱感(体がぐったりする,力が入らないなどがある)などがあります。

重症度3度:意識障害,痙攣,手足の運動障害(呼びかけや刺激への反応がおかしい,体がガクガクとひきつけがある,真っ直ぐ歩けない・走れない),高体温(体に触ると熱い)などがあります。

症状があれば,すぐに涼しい場所へ移り,体を冷やすこと・水分を与えることが必要です。

熱中症の予防対策

  • 暑い中での無理な運動はさけましょう。
  • 水分を十分に補給しましょう。(就寝前を含めてこまめに)
  • スポーツや作業など大量に発汗する時は,スポーツドリンクや多少塩分の含まれた水分の補給に努めましょう。
  • 通気性のよい服装にしましょう。
  • 帽子,日傘などで頭部を保護しましょう。
  • 扇風機やクーラーを上手に利用しましょう。(節電を意識するあまり,健康を害してしまうことがないようにしましょう)
  • 体調を整えましょう。
    (食事のバランス,十分な睡眠,アルコールの飲み過ぎを避ける,エアコンの設定温度はできるだけ高めにして身体が暑さに慣れるようにしておく)

熱中症の応急処置

  • 風通しのよい涼しい場所に運び,衣服をゆるめて寝かせましょう。
  • 足を上半身より高くしましょう。
  • 氷のう,または濡れた冷たいタオルなどで,首,腋の下,太ももの付け根などを冷やしましょう。
  • うちわや扇風機などで風をあてて体を冷やしましょう。
  • 自分で飲めるようであれば,水分や塩分を補給しましょう。(スポーツドリンクなどが適しています)
 
症状が改善しないときには,すみやかに医療機関を受診しましょう。

 

 

熱中症対策に係る音源

熱中症対策に係る音声データです。熱中症啓発教育等でご活用ください。

 

熱中症対策音源(1)(MP3時01分,566KB)熱中症対策音源(2)(MP3時01分,566KB)熱中症対策音源(3)(MP3時01分,566KB)

 

環境省熱中症情報

【予防情報】
携帯電話用の情報サイト(外部サイトへリンク)
熱中症予防声かけプロジェクト

koekakepuro(外部サイトへリンク)

厚生労働省熱中症情報

よくあるご質問

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くらし保健福祉部健康増進課

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