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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事へのたより > 令和5年度のご意見・ご提案 > 意見・提案(令和6年1月)

更新日:2024年5月30日

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ようこそ知事室へ

意見・提案(令和6年1月)

  1. 原発について
  2. ドルフィンポート跡地への体育館設立について

1【原発について】(知事へのたより)

意見の概要

内原発の運転期間延長について,最大の問題は使用済み核燃料の処理問題だと思います。このことを抜きにして運転期間延長を論議することは無責任であり,必ず対応しなければならない問題だと思っています。
使用済み核燃料の処理問題について,塩田知事の考えを教えてください。

担当所属 子力安全対策課,地域政策課
対応・取り組み状況

子力発電所の使用済燃料に関しては,日本原燃の六ヶ所再処理工場が令和6年度上期のできるだけ早い時期に竣工する予定です。
州電力によると,川内原発の使用済燃料については,国のエネルギー基本計画に従って同工場に搬出することを基本方針としており,同工場の運転計画や発電所内の貯蔵状況を踏まえて,計画的に搬出していくとのことです。

2【ドルフィンポート跡地への体育館設立について】(知事へのたより)

意見の概要

鹿児島市に住んでいますが,
ドルフィンポート跡地に体育館を設立することに反対です。
主な理由は,次のとおりです。

  • 必要と思えない。(鹿児島アリーナもある)
  • せっかく桜島があるから観光に活かしてほしい。
  • かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会に影響する。

特に,サマーナイト大花火大会は県外から多くの方が来てくれるので重要です。
また,タレントのデヴィ夫人が知事を表敬訪問した新聞記事を見ました。他県民の貴重な意見は,ムダにできないと思います。
まずは,県民の声を聞いてください。県民投票をするのも良いと思います。
鹿児島はみんなのものなので,勝手に進めないで,県民の声を聞いてほしいです。

担当所属 スポーツ・コンベンションセンター整備課
対応・取り組み状況

日常生活にスポーツを取り入れることは,いずれの世代においても,健康で充実した生活を送ることにつながることから,県としては,あらゆる世代の方々にスポーツに親しんでいただくための核となる施設を整備することは大いに意義があると考えています。
こうした中,現在の県体育館は,築後60年以上が経過していることや,体操競技やハンドボールでは大会規定に適合する競技面積を確保できないこと,バスケットボールやバレーボールなどでは使用できるコートの数が少ないことなど,多くの競技で大会を実施するには狭隘であるという大きな課題を有しています。
また,鹿児島市には西原商会アリーナもありますが,現在,本県では,バスケットボールなどで,複数の会場で大会を分散開催せざる得ないほか,バドミントンなどでは,試合の消化が進まず大会の終了時刻が夜間に及ぶなど,効率的な運営ができないことで,選手や関係者に多大な負担が生じています。
例えば,熊毛・奄美の中高生は,船舶を利用して大会に参加していますが,会場が鹿児島市外の場合や大会が夜間に及ぶ場合などにおいて,出港時間に間に合わず,表彰式の途中退席や延泊などを強いられている実態があると聞いています。
さらに,県内には全国大会や国際大会の基準を満たす施設がないことから,県民の皆様に,一流のアスリートの競技を間近に観戦できる機会を満足に提供できないという状況があります。
こうした状況を踏まえ,屋内スポーツ競技団体も屋内スポーツ競技の中核的な施設としてスポーツ・コンベンションセンターの早期整備を望んでおり,県としては,県民の皆様に良質なスポーツ環境を提供するためにも,快適な競技環境を有する施設の整備に取り組まなければならないと考えています。
スポーツ・コンベンションセンターの検討については,場所ありきではなく,まずは,外部の専門家等で構成する総合体育館基本構想検討委員会において,スポーツ振興の拠点としての機能に加え,コンサートなど多目的利用による交流拠点機能を有する施設としてのコンセプトを取りまとめていただきました。
これらを踏まえ,県大会の開催や全国大会の誘致等に当たっては,交通利便性や宿泊施設,商業施設の集積状況などから,鹿児島市に立地することが望ましいとされました。その上で,県有地については,未利用地をリストアップするとともに,国有地,市有地,民有地については,更地に限らず,譲渡可能な土地を照会し,回答のあった土地について評価していただいた結果,ドルフィンポート跡地等を一体的なエリアとして検討することとされました。
場所の選定段階においては,県民の皆様からも意見募集を行い,頂いた御意見を踏まえ,景観への配慮や防災への対応,渋滞対策などを基本構想(案)に盛り込みました。その後,基本構想(案)について,再度,県民の皆様から御意見を頂き,県議会においても御論議をいただき,御了承を経た上で,令和4年3月に基本構想を策定したところです。
県としては,同センターが,県民にとって屋内競技の中核をなし,子どもや青少年だけでなく,高齢者も,あらゆる世代の,また,障害者や県内各地の県民がスポーツに親しむとともに,アスリートにとって,ここから全国・世界に羽ばたいていくシンボル的な施設となるよう整備することとしています。
また,それに加えてコンサート・イベント等を通じて,県内外からの来訪者で賑わい,感動を与える施設として,さらに,本港区エリアの立地を活かし,展望スペースやカフェの設置など,新たな観光スポットとし,施設利用者のみならず,県民や観光客が気軽に立ち寄れる開かれた施設として,中心市街地との回遊性を高めることにより,大きな経済波及効果をもたらす施設として,永年にわたり県民の皆様に親しまれ,誇りとなる施設とすることとしています。
景観への配慮については,令和5年度に,まちづくりや景観の専門家の御意見も踏まえ,桜島や錦江湾の眺望を確保する必要がある場所として,ウォーターフロントパークや朝日通りを設定するなど,本港区エリアにふさわしい景観・デザインについて方向性を示す「鹿児島港本港区景観ガイドライン」を策定しました。
スポーツ・コンベンションセンターの整備に当たっては,同ガイドラインに沿って,景観や眺望に配慮するとともに,施設のデザインについても本港区エリアにふさわしいものとなるよう検討しているところです。
なお,「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」については,平成12年から開催され,その後,平成17年にドルフィンポートが開業した以降は,ウォーターフロントパークが観覧スペースとして活用され,令和2年にドルフィンポートが営業終了した以降は,同跡地も活用されておりました。スポーツ・コンベンションセンターの整備以降は,観覧スペースについて,ドルフィンポートが営業していた当時と同程度となることが想定されますが,鹿児島市からは,現時点では,同花火大会の開催に当たり,同センターの整備による大きな影響はないのではないかと考えられると聞いています。

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