平成29年度「かごしま景観学習」の取組

平成29年度は，垂水市立新城小学校，姶良市立山田小学校，大和村立名音小学校の3校で学習が実施されました。
各校の学習の取組について，紹介します。

垂水市立新城小学校の取組

新城小学校では，それぞれの学年で，垂水市内や学校周辺にある「景観」について調べ，地域の景観のすばらしさに気づいたほか，それらの景観の歴史や景観保全に関わる人の思いを理解し，景観や地域を守るためにできる活動について考えました。
また，景観学習を通して「地域の景観」について学んだことを発表した学習発表会が行われました。
1・2年生は，自作の「景観マップ」を基に好きな景観を発表し，「景観すごろく」大会が行われました。3・4年生は，地域の景観について調べ，「地域の人の思い」や「地域への思い」についてまとめました。5・6年生は，歴史と景観を関連させた学習発表のほか，自作の「新城のふるさとの歌」を披露しました。

《野外授業》
新城小野外授業1_H29 新城小野外授業2_H29

《学習発表会》
新城小学習発表会1_H29 新城小学習発表会2_H29

新城小学習発表会3_H29

姶良市立山田小学校の取組

山田小学校では，3・4年生が重富海岸や須崎海岸，学校近辺の川，水田などで，生き物の採集・観察を行い，「生き物」を切り口として，景観学習が行われました。干潟や自分たちが通っている学校周辺に生息する生き物に触れ，地域の景観を残すことの重要性に気づきました。
また，学習発表会では，景観学習を通して学んだことを基に，それぞれが未来に残したいふるさとの風景や生き物を紹介しました。

《野外授業》
山田小野外授業1_H29 山田小野外授業2_H29