ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 消費者トラブル緊急情報 > 【消費者庁】サウナ浴での事故に注意 -体調に合わせて無理せず安全に-
更新日:2024年6月17日
ここから本文です。
サウナ浴については、近年、マンガやドラマ、各種メディアで取り上げられたことがきっかけで、健康効果のみならず、爽快感やリラックス効果などが注目されています。また、入浴施設だけでなく、スポーツ施設等でも当たり前のようにサウナが見られ、施設等によっては,様々なタイプのサウナを設けるなどの工夫がなされています。性別を問わず幅広い年代の人々にサウナ浴が楽しまれるようになってきている中、消費者庁は、サウナ室内でやけどや打撲をするなどの事故情報が複数寄せられています。今回は、それらの事故情報を基に、安全にサウナ浴を行うための注意ポイントを紹介します。
詳細は下記の消費者庁ホームページをご覧ください。
事故情報データバンクには、これまでサウナ浴に関する事故情報が78件登録され、受傷者数は82人となっています(2024年4月末日時点)。
事故情報を年度別にみると、2014年度から2021年度までは平均して4件程度でしたが、2022年度以降はそれぞれ10件となっています。
受傷者の半数以上を占める45人が「入浴施設」で受傷しています。
受傷内容は、「やけど」が31件、「切り傷・擦り傷等」が24件、「骨折・打撲」が14件の順に多く、受傷内容が不明な2人を除くと、これらの合計が全体の約9割(86.3%)を占めています。
傷病の程度は、不明なものを除くと「1~2週間」が18人と最も多くなっており、次いで「治療1週間未満」が14人、「1か月以上」が13人となっています。
「40~59歳」が28人、「60~79歳」が25人となり、年齢が不明な11人を除くと、合わせて全体の約7割(74.6%)を占めています。なお、40歳未満の受傷内容は、「やけど」や「切り傷・擦り傷等」などの外傷がほとんどであるのに対し、40歳以上の受傷内容は、外傷のほか、「めまい・意識障害」や「循環器障害」なども含まれています。
(局番無し)188
最寄りの消費生活相談窓口につながります。
(局番無し)#9110
関連リンク
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
消費生活相談は消費者ホットラインまで
(局番なし)188
身近な消費生活相談窓口につながります。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください