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更新日:2021年8月9日
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毎日暑い日が続きますね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
暑さに負けず,先日さわでぃと一緒に鹿児島市にあります,「御楼門」に行ってきました^^
御楼門は,高さ約20m,幅約20m,総重量約320トン。
現存する楼門としては国内最大級の規模を有しています。
江戸時代から明治時代の初めまでのおよそ270年もの間,この場所には薩摩藩主島津氏の居城であり,薩摩藩の政治の中心として用いられた「鹿児島城」というお城がありました。
とくに鹿児島県民の皆さまには,「鶴丸城」という別名でも知られているのではないでしょうか?
文献によるととても立派なお城だったようですが,明治6年(1873年)の火災でお城の本丸と御楼門は消失してしまいました。
そこで平成27年(2015年)から官民一体となって御楼門復元に向けた取り組みを行い,令和2年(2020年)3月に完成し,147年ぶりに今の姿に復元されたのです。
消失前の門の姿を忠実に復元するにあたっては,門の周りや基礎となる石垣は県指定の史跡であるため,手を加えてはいけないというような様々な制約がある中で,発掘調査や当時の写真・文献などを参考にしたり,専門家の助言を得たりと,細かな所まで携わった皆さまの努力があったそうです。
梅雨頃から夏にかけての見所は,なんと言ってもお濠に咲く蓮の花と御楼門のコラボレーション(^_^)
そして御楼門の魅力はお昼間だけではなく,日没後~22時まで毎日ライトアップされており,時間や季節に合わせて変化する御楼門を楽しめるのもおすすめポイントです!
石垣もライトに照らされ,鹿児島城を長きに渡って守り抜いた力強さを感じますよね。
そしてすぐ近くの黎明館入り口では,御楼門を形作る様々な部品を間近で見ることができます。
門の屋根の上にある青銅製のシャチホコは,なんと高さ180cm!!
西郷隆盛の身長が178cmと言われているそうで,大体同じくらいの高さなんだとか。
そして私が驚いたのは,シャチホコにも,魔除けの鬼瓦にも,神社の狛犬のように「阿(あ)」と「吽(うん)」の2種類があるということ!
近くで見ることができたら,是非それぞれの口元を見てみてくださいね。
細かい工夫が施され,語りきれないたくさんの魅力が詰まった御楼門。
当時は限られた者だけがくぐることを許された,薩摩藩で最上格の門をぜひ訪れて,くぐってみてくださいね^^
それではまた次の投稿でお会いしましょう!
他にも写真映え!な景色などを見つけた方は是非教えてください。
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