鹿児島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議（第7回）を開催しました

1日時

令和2年4月14日（火曜日）14時30分～

2場所

6階大会議室

3出席者

知事，副知事，各部局長，関係団体

4内容

1新型コロナウイルス感染症の発生状況等について
2新型コロナウイルス感染症の現状と必要な対応について
3意見交換
4その他

5協議結果

令和2年4月14日（火曜日）に，鹿児島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議（第7回）を開催しました。
会議では，県から「新型コロナウイルス感染症の発生状況等」について説明しました。
また，鹿児島大学病院川村准教授から「新型コロナウイルス感染症の現状と必要な対応」について説明があり，意見交換が行われました。
知事からは，次のとおり発言がありました。

まず，県内各地の医師，看護師などの病院スタッフの皆様，また，検体や感染疑いの方々の搬送に従事していただいている皆様，そして，相談窓口や検査機関等において対応していただいている皆様へ，県民を代表して，心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症との闘いの正に最前線で，強い責任感をもって，献身的な努力をしてくださっていることに心から敬意を表します。
4月7日に，東京や大阪，福岡県を含めた7都府県を対象に，新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出され，これを受け，4月8日には，私からお願いのメッセージを送らせていただきました。
また，4月11日には，国の新型コロナウイルス感染症対策本部において，安倍総理から，最低7割，極力8割の接触削減を実現するため，もう一段の国民へ皆様へのご協力を求めたところです。
このような状況を受けまして，改めて県民の皆様に対して，私からお願いのメッセージを送らせていただきたいと思います。
緊急事態宣言の際，安倍総理は，7都府県から地方に移動することを控えていただくよう，要請しております。
鹿児島県内においては，新型コロナウイルスの感染者が4名確認されております。また，いずれの方も，県外から鹿児島に来て，感染が確認された方々です。4月8日に確認した感染者は，福岡から鹿児島に移動した10代の学生でした。
このようなことを踏まえ，県民の皆様や学校等におかれましては，緊急事態宣言が発令されている間，対象地域に指定された7都府県を含め，感染拡大が認められる地域からの本県への移動につきまして，自粛していただくようにお願いします。また，当該地域への不要不急の訪問につきましても，自粛していただくよう，重ねてお願いします。
ただし，やむを得ない理由で，感染拡大地域から本県に移動された皆様方におかれましては，移動されてから2週間は，自宅で待機していただくともに，不要不急の外出を控えていただきますようにご協力を要請いたします。
また，健康状態に十分留意していただき，発熱や倦怠感がある場合は，かかりつけ医や近くの医療機関に相談し，症状が続くようであれば，帰国者・接触者相談センターに相談していただくようお願いします。
改めて，県民の皆様におかれましては，徹底した手洗い，そして咳エチケットなどに努めていただくとともに，窓口などに並ぶ際は距離を取るなど，密閉空間，密集場所，密接場面」の「3密」を防ぐ行動をお願いいたします。
事業者の皆様におかれましても，従業員の方々の健康管理に十分留意していただくとともに，換気，人と人との間隔を適切にとること等に注意するなど，「3密」を避けるための適切な感染防止対策を講じていただきますようお願いいたします。
自分を守る，家族を守る，人を守る，ふるさと鹿児島を守る，社会を守る，一人一人がそういった自覚をもって行動していただければと思います。一人一人の行動が，感染拡大を防止するために，極めて重要であります。
県においては，今後の感染拡大に備えて，医療体制拡充に関する調整に取り組むとともに，検査体制について，今後の検査需要の増加に対応できるよう，今週中には，鹿児島市と連携して検査を行うこととし，検査体制の拡充を図ったところです。
この事態をオール鹿児島で乗り切っていかなければならない，そういう思いで，我々も万全を期してまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。

最後に，今後とも，関係の皆様と情報を共有しながら，万全の体制を県としても取っていくことを確認し，会議を終了しました。

6会議資料

会議資料（PDF：1,086KB）