高橋十八度踊り(ガラッパ踊り,ヨッカブイ)
高橋十八度踊りは,水難を免れるために水神(ヒッチンドン)を祭る踊りで,約300年の歴史があるといわれています。当時は,高橋と堀川の境にある「水神祠」の前で踊られていましたが,明治12年に水神は玉手神社に合祀されたので,それ以降は玉手神社の庭で踊られています。お祭り日は,昔は旧暦の6月18日に踊られていましたが,昭和15年頃から毎年8月22日に行われるようになりました。
踊りは11歳から14歳の少年組である「小二才(子ガラッパ)」と青年組「二才衆(大ガラッパ)」によって行われます。二才衆(大ガラッパ)は異様な姿で笹竹を振り回し,「ヒョーヒョー」と奇声を発しながら周りの見物人を笹竹で叩いたり,時には子どもを抱き上げ,かますの中に押し込んだりします。それらをされると,その年は水難にあわないと伝えられています。その後,玉手神社の庭で,子ガラッパ達による相撲踊りと,青少年の相撲が行われます。
昭和57年に金峰町の無形民俗文化財に指定され,平成17年11月7日南さつま市誕生により,市指定文化財になりました。
公開日時
毎年8月22日
公開場所
開催風景
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください