更新日:2022年12月16日
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意見・提案(令和4年6月)
- 県民の歌の活用等について
- 中央駅地下道のPR電照について
- 高齢者福祉について,介護タクシーの不足,介護サービスのありかたについての提案
- 県立図書館について
- 虐待について
1【県民の歌の活用等について】(知事へのたより)
意見の概要
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鹿児島には,「県民の歌」があるにもかかわらず,合唱団体等,決まったところでしか歌われていないような気がしています。
子どもからお年寄りまで,常に耳にする機会を作ることで,県民が口ずさみたくなるようになるのではないでしょうか。
そこで,来年の国体に向け,常に鹿児島のニュースの冒頭に流されることを望みます。県民一体になって国体を盛り上げてみてはいかがでしょうか。
ぜひ,ご考慮くださるよう,お願いします。
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担当所属 |
広報課県民の声係,国体局総務企画課企画広報係 |
対応・取り組み状況 |
県民の歌については,県民の皆様が,いつでも曲を聴くことができるよう,県のホームページで紹介しており,県庁見学用のパンフレットや県民手帳等にも歌詞や楽譜を掲載して周知に努めているところです。
また,県が主催する県民表彰式をはじめ,県民体育大会や県芸術文化奨励賞授賞式など,様々な場面で使用しているほか,県庁舎や各地域振興局・支庁では,メロディーを朝,昼の始業時間のチャイムとして活用しているところです。
来年開催のかごしま国体・かごしま大会においては,国体の総合開会式及び総合閉会式で県民の歌を演奏することを予定しております。
なお,これまでの国体・大会開催県においては,イメージソングを制作し県民の参加意識の向上や開催気運の醸成を図ってきたところであり,鹿児島県においても,本県出身の辛島美登里氏作詞・作曲のイメージソング「ゆめ~KIBAIYANSE~」を制作しているところです。
県としましては,引き続き同イメージソングの効果的な活用を図りながら,更なる開催気運の醸成に取り組んでまいりたいと考えております。
今後とも,県民の歌が県民の皆様に親しまれるよう努めてまいります。
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2【中央駅地下道のPR電照について】(知事へのたより)
意見の概要
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何年もなかなか改善されないことがあります。ナポリ通り側より中央駅アミュに向かう地下道に,県施設等PRの電照広報が数面あるのですが,いつも電照が消えていて,定期的に確認点検もなされていないようです。県都の玄関口ですが,美しい県PRフィルムがもったいなく感じます。
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担当所属 |
都市計画課街路係 |
対応・取り組み状況 |
御指摘いただいた鹿児島中央駅地下通路の電照広告看板は,観光振興等の観点から有効な壁面利用を行うことを目的として,平成15年度に10基設置し,県と市が共同で管理しています。
設置から約20年が経過し,これまでも照明が消える不具合が発生した場合は,その都度,蛍光灯の交換を行ってきたところです。
去る6月にも県管理の2基の照明が消える不具合が発生したため,確認した結果,照明器具本体が著しく劣化していたことから,今回は灯器一式をLED照明器具へ取り替える準備をしているところです。
今後とも電照広告看板の適切な維持管理に努めてまいります。
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3【高齢者福祉について,介護タクシーの不足,介護サービスのありかたについての提案】(知事へのたより)
意見の概要
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父母は障害者で,介護の認定を受けており,病院受診や買物などには介護タクシーを利用しています。介護タクシーは基本前日までの予約になっていて,病院は帰りの時間が分からないため,長時間待つことや病院の診療終了時間を過ぎることもあります。
新規のタクシー車両は,健常者も障害者も乗れるユニバーサルデザイン車にしたら,この問題は少しは改善するかと考えます。
介護サービスを検討するにあたり,①まず自分でできないのか,②同居の家族が代わりにできないのか,③近くにいる親族ができないのか,④それでも無理なら介護サービスを提供する,といった事業所の方の考え方を聞いたことがあります。
人材や予算に限りがあるのは理解できますが,厳しいと感じることが多々あり,父母も,子どもに負担をかけるならと自分たちでなんとかすると我慢することもあります。
また,介護調査では,親族が専業主婦なのか仕事をしているのか,基礎疾患があるのかなどは調査されません。本人,家族の頑張りに頼りすぎない必要性を見極める目で調査をしてほしいと切に願います。
介護の実施は家族に任せずプロが主となり,精神的なサポートを家族がするという考えになったら,もう少し優しい介護ができるのではと感じます。
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担当所属 |
交通政策課陸上交通係,介護保険室保険者指導係 |
対応・取り組み状況 |
介護タクシーの不足に関する御意見につきまして,県では,誰もが気軽に移動できる公共交通利用環境を整備するため,ユニバーサルデザインタクシーを導入する事業者に対して,令和元年度から同タクシーの購入費の助成を行っております。
令和4年5月31日現在,県内では130台のユニバーサルデザインタクシーが導入されているところですので,同タクシーの御利用に当たっては,各タクシー事業者にお問い合わせください。
県としては,引き続き,県タクシー協会等と連携しながら,同タクシーの普及や導入地域の拡大など,誰もが気軽に移動できる公共交通利用環境の整備に努めてまいります。
介護サービスのあり方に関する御意見につきましては,要介護状態となった高齢者が,居宅で介護保険サービスを利用する場合には,要介護度(介護が必要な程度)に応じた利用限度額の範囲内で,希望する介護サービスを自ら選択して利用することができます。
要介護度の判定に当たっては,本人や家族の自助努力の有無にかかわらず,全国一律の基準のもとに判定を行っています。
具体的には,認定調査員が心身の状況などの調査項目について本人や家族などから聞き取りを行い,その結果や主治医意見書等をもとに,最終的に,専門家が審査を行い,介護に必要な時間(介護の手間)の程度を判定しています。調査の際に,日常生活において不便なことがあれば,具体的に遠慮なく調査員にお伝えください。
介護サービスを利用する際には,ケアマネージャーが本人の心身の状態や環境,生活歴などを把握・分析の上,本人や家族,サービス担当者と一緒に話し合いながら,利用するサービスの種類や回数をケアプランとして作成することになりますので,必要なサービスを十分に利用できるよう,ケアマネージャーに御家族の生活状況などをお伝えいただくなど,遠慮なく御相談ください。
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4【県立図書館について】(知事へのたより)
意見の概要
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鹿児島市の図書館が天文館にオープンしたため,天文館地区に県立図書館と市立図書館の2つの図書館が存在しています。
県立図書館は建物も古く,市電からも遠いので交通の便も悪いです。そこで,谷山の農業試験場跡地に移転してはどうでしょうか。天文館は市立図書館,谷山エリアは県立図書館と,サービスの分散を図ることができます。
また,公文書館が,鹿児島にはまだないので,県立図書館に併設でつくればいいと思います。
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担当所属 |
社会教育課生涯学習係,学事法制課文書係 |
対応・取り組み状況 |
県立図書館は,県民の生涯学習を支援する中核施設として,利用者への本の貸出サービスのほか,多様化・高度化する県民のニーズに応えるため,調査研究に重点を置いた図書資料を収集・整理・保存しています。
特に,歴史的に貴重な郷土資料については,本県の歴史・文化・産業等を学び,現在に生かし,未来の鹿児島を考える上でかけがえのない資料ですが,県立図書館は,この郷土資料を計画的・継続的に収集・整理・保存し,末永く後世に伝えていく専門的な図書館です。
古い建物ではありますが,県民の皆様に安全かつ快適に御利用いただけるよう,維持管理等に努めております。
引き続き,鹿児島の歴史と文化施設が集まる「かごしま文化ゾーン」にふさわしい図書館として,多くの県民の皆様に御利用いただけるよう,運営してまいります。
公文書館の整備に関しては,現在,歴史資料として重要な公文書等の適切な保存及び利用などについて規定する公文書の管理に関する条例の早期制定に向けた検討を進めており,公文書館的機能を有する体制の整備に向けた検討委員会の設置等については,その前提となる条例が制定された後に,その必要性も含めて検討してまいりたいと考えております。
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5【虐待について】(知事へのたより)
意見の概要
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今でも残酷な虐待は減らず増える一方。
どこかで虐待されている子たちがいると思うと,胸が張り裂けそうでどうにかできないのか,と思う日々です。
いくつかの自治体では児童相談所と警察の全件共有と連携しての活動をされているようですが,鹿児島県では全件共有を何度要望しても応じないと聞きましたが,なぜでしょうか。
これでは虐待により亡くなった子どもを,見殺しにしてしまっているのと同じだと思います。どうかお願いです。苦しんでいる子どもたちを助けてください。
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担当所属 |
子ども家庭課児童福祉係 |
対応・取り組み状況 |
児童虐待への対応については,その中核を担う児童相談所と子どもの生命・身体保護を責務とする警察との間で緊密な連携を図ることが重要です。
このため,県においては,平成31年2月に県警察との間で締結した「児童虐待に係る児童相談所と警察の相互連携に関する協定書」に基づき,虐待による外傷,ネグレクト又は性的虐待があると考えられる場合など,緊急性が高いと判断された事案や,徘徊が認知され,特に注意を要すると判断された事案について,速やかに警察と情報共有を行っております。
また,警察から通告があった事案については,児童相談所で決定した援助方針等,その後の対応について情報提供を行っているほか,警察から求めのあった事案や,児童相談所に配置された警察職員の意見を踏まえて情報共有が必要と判断された事案は,全て警察へ情報提供しております。
今後とも,地域ぐるみで子どもの安心・安全が確保できるよう関係機関相互の緊密な連携のもと,児童虐待防止に取り組んでまいります。
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