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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事へのたより > 令和4年度のご意見・ご提案 > 意見・提案(令和4年11月)

更新日:2023年7月14日

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ようこそ知事室へ

意見・提案(令和4年11月)

  1. 川内原発の運転延長に係る県民投票を
  2. 産業道路沿いの光山公園及び和田公園内のトイレについて
  3. 行楽地の景観を損なう川岸のごみ対応に関する疑問
  4. 子ども医療費助成制度について
  5. サッカースタジアム建設について
  6. ドルフィンポート跡地利用に関する提言

 1【川内原発の運転延長に係る県民投票を】(知事へのたより)

意見の概要

在,岸田政権が脱炭素,電力不足などを理由に原子力の積極活用に向け,エネルギー政策を転換しようとしている中,本県では,川内原発の40年を超える運転延長の是非が焦点になってきています。
が国での原子力発電については,解決困難な使用済核燃料の処分の問題に加え,地震・火山災害の危険性が高いことが課題です。日本列島は地殻プレートの境界にあり,ヨーロッパ大陸,アメリカ東部,中国沿海部など地震が少ない地域に比べ地震・火山災害の危険性が格段に高く原子力発電に不向きな国であることから,可能な限り太陽光,風力発電など再生可能エネルギーの推進を図るべきだと考えます。
かし,県民の中には,電力確保や経済活性化の面から原発推進論もあると思います。福島原発では県民の意向を明確に聞くことなく立地が進められ,原発災害が県民に押し付けられたように感じます。幸い本県では,塩田知事が知事選挙時に川内原発の運転延長について状況に応じて県民投票を実施したいと表明されており,国のエネルギー政策について,疑問を感じておられたのではないかと推察しています。
事は,知事選時の思いを実現するため,また,県民の意向を確認するため県民投票条例を県議会に提案すべきだと思います。

担当所属

域政策課
子力安全対策課

対応・取り組み状況

内原発については,原発の立地県として,九州電力と国に,安全性の確保を求めているところです。また,県民の生命と暮らしを守る観点から,川内原発の安全対策・防災対策の充実・強化に取り組んでおります。
内原発の運転期間延長については,昨年12月に設置された県原子力専門委員会の分科会において,特別点検結果や劣化状況評価について検証しているところであり,引き続き,科学的・技術的な検証を行い,委員会に報告を行うこととしています。
門委員会は,分科会からの報告やこれらの検証結果を踏まえて,委員会としての意見を県へ報告することとしています。
では,原子力規制委員会による判断が行われる前に,専門委員会の意見等を踏まえて,原子力規制委員会及び九州電力に対して厳正な対応を要請することとしています。
民投票については,専門委員会の意見が集約されない場合において,県民の意向を把握するために,公聴会やアンケート調査,パブリックコメント等の他の手段より適切であると判断した場合が想定されるところであり,今後,様々な観点から検討を行い,総合的に判断したいと考えています。

 

 2【産業道路沿いの光山公園及び和田公園内のトイレについて】(知事へのたより)

意見の概要

康のために,産業道路沿いの緑地帯をウォーキングしています。
段は南栄六丁目の光山公園付近を利用しており,たまに,南栄五丁目の小松原付近まで足を延ばします。
丁目以北の公園内のトイレは,非常に整備が行き届いていると思いますが,六丁目側のトイレ(3か所)は,惨憺(さんたん)たるものです。
性の方が清掃をされていますが,日々の掃除で清潔に保つのは限界だと思います。汚れ,悪臭,無照明等,五丁目以北のトイレと比較すると非常に残念な状態です。早期の改修整備をお願いします。

担当所属

湾空港課管理係

対応・取り組み状況

山公園,和田公園にある公衆トイレについては,県が委託している業者により,週3回の清掃を実施しておりますが,御利用の際に汚れ等の御不快な点があり,誠に申し訳ありません。
イレの改修については,限られた予算の中で,便座の割れやつまりなど早急な対応が必要なものから修理等を行っております。今回御指摘をいただいた公衆トイレについては,応急的な処置として悪臭防止のために消臭剤を設置しました。
後ともより一層の公衆トイレの美化に努めてまいりますので,御理解いただきますようお願いします。

 3【行楽地の景観を損なう川岸のごみ対応に関する疑問】(知事へのたより)

意見の概要

置市の行楽地にある施設を訪れた際に聞いた,神之川の川岸に大量に堆積している竹等のごみに関することです。
設の担当者になんとかならないか尋ねると,上流側で河川改修工事が行われるようになってから自分たちの手に余るほどのごみが漂着するようになり,とても処理できる量ではないので,工事業者や日置市,県に相談したが,まともに取り合ってもらえず困っているとのことでした。
国旅行支援に力を入れていますが,このような状態を放置していたら,せっかく来てくれた観光客もげんなりではないかと危惧します。本気で観光振興したいなら,こういった問題にもコツコツと取り組むべきではないのでしょうか。

担当所属

川課管理係

対応・取り組み状況

意見のありました神之川に堆積した竹等のごみについては,地元の方からの連絡を受けて,鹿児島地域振興局の職員が,右岸約10メートルにわたり,枯れた竹等が山林と連続する河岸に堆積していることを現地で確認しました。
方で神之川の河川改修工事で生じた草木等については,適正に処分と管理を行い工事施工箇所からの流出がないようにしており,完成検査においても問題がないことを確認しています。
川の維持管理における,河川内に生じた草木の伐採やごみの処理などについては,治水上の支障があるかどうかなどの観点から判断して実施しているところです。
状を考慮しますと,堆積物は主に竹等の自然物であり,川の流れを阻害しておらず,河川の治水上の支障がある状況にはないと考えておりますので,御理解くださるようお願いします。

 4【子ども医療費助成制度について】(知事へのたより)

意見の概要

ども医療費について,後からお金が返金されるのであれば,無料で受診できる方が助かります。
金に余裕がないのに子どもを病院に連れて行かなければならなかったり,お金がないから子どもを病院に連れて行けないこともあると思います。
うせ返すなら,最初から無料にしてほしいです。

担当所属

ども家庭課母子医療係

対応・取り組み状況

県の子ども医療費助成制度は,課税世帯の未就学児に対しては,対象者が医療費の自己負担額をいったん医療機関で支払い,後日指定された口座へ自動的に自己負担額相当額の給付金が振り込まれる自動償還払い方式としております。
国的にみても,都道府県がそれぞれ独自の方式で医療費助成を実施しており,医療機関等での窓口負担のない現物給付方式へ移行した自治体では,医療費の増加に伴う財政負担の増加も見られることから,依然として厳しい本県の財政状況等を勘案しながら,制度の見直しについて検討する必要があると考えております。
お,本県では,経済的な理由から医療機関の受診を控え,症状が重篤化することを防ぐため,非課税世帯を手厚く支援することを目的に,非課税世帯の高校生までに対しては,窓口負担のない現物給付方式としているところです。
た,自治体の財政力等の違いにより,助成する対象や自己負担額に格差が生じないよう,国において新たな医療費助成制度を創設するよう,様々な機会を通じて要望しています。

5【サッカースタジアム建設について】(知事へのたより)

意見の概要

池公園の土地を,鹿児島市から借り受けているのであれば,そのことを公開し,鹿児島の発展のために,サッカー等スタジアム整備について,鹿児島市に全面協力することをアピールしてください。
鹿児島も集客交流施設が必要だと思います。

担当所属

ポーツ・コンベンションセンター整備課
港区まちづくり推進室
健体育課

対応・取り組み状況

ッカー等スタジアムについては,鹿児島市が平成29年3月に設置した「サッカー等スタジアム整備検討協議会」から得られた「浜町バス車庫」,「ドルフィンポート跡地等」,「住吉町15番街区」の3つの整備候補地について,市において,調査・検討を進め,本年2月に,調査で得られた情報をとりまとめた最終報告を公表されたところです。
た,同スタジアムについては,オール鹿児島での取組を進めていくこととしており,県としては,令和元年6月の県議会定例会において,県有地である住吉町15番街区については,「鹿児島市から協議があれば,サッカー等スタジアムの候補地として,前向きに検討することも可能ではないか」との考え方を示したところです。
としては,これらを踏まえ,今後,学識経験者等の意見を伺いながら,候補地等の考え方を整理されると聞いております。
補地となっている「ドルフィンポート跡地等」と「住吉町15番街区」の県有地2か所を含む鹿児島港本港区エリアの利活用については,「鹿児島港本港区エリアの利活用に係る検討委員会」において,幅広く様々な御意見をお聞きしながら検討を進めることとしており,同スタジアムについても,同エリア一帯の利活用についての一つのアイディアであり,同委員会において検討要素の一つとして検討していただいているところです。
ッカー等スタジアムについては,引き続き,市と緊密な連携を図ってまいりたいと考えております。
お,鴨池公園については,昭和43年に,当時の知事と鹿児島市長との間で,「市は県に対し,与次郎ケ浜埋立地のうち,約195,000平方メートルを国体関連運動施設の敷地として無償貸与する」,「県は敷地内に陸上競技場,野球場,テニスコート及び補助競技場を建設する」,「これらの施設の維持管理は県が行う」旨の覚書が交わされ,これに基づき,県は施設の建設を行い,現在に至っております。
のことについては,平成31年第1回県議会定例会において,お答えしているところです。

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6【ドルフィンポート跡地利用に関する提言】(知事へのたより)

意見の概要

1. 体育館やサッカー場がダメな理由
 ドルフィンポート跡地は,天文館に近いから複合施設にすればいいと考えても,実際には天文館から歩いて行けるほど近いわけでもない。ドルフィンポート時代には山形屋からバスがピストン運行していたにもかかわらず人が少なかったことを考えると,実際に複合施設にテナントとして入るには,採算面でハードルが高いと思います。

2. 新しいタイプの観光施設の提言
 ドルフィンポート跡地には外国人観光客が行ってみたいと思える観光施設を作るべきです。
 観光客を呼べる観光施設とは,全国にある記念館の鹿児島出張所です。
 建物は万国博覧会のように公園内に東北ブロックとか四国ブロックのようにいくつかの建物を建ててもいいですが,個人的には東京おもちゃショーのように一つの建物で全ての記念館を紹介できるようにした方が良いと思います。
 鹿児島にいながら,全国各地を旅行している気分になることができ,一日では回りきれないほど密度の濃い内容を目指します。
 また,公園は今までのようにイベントで使えるようにします。
 グッズが売れれば現地の記念館も潤うでしょうし,その記念館の宣伝にもなり,その地方の観光案内にもなり両者Win-Winの関係になれると思います。

担当所属

スポーツ・コンベンションセンター整備課
本港区まちづくり推進室

対応・取り組み状況

 まずは,体育館について,回答いたします。
 スポーツ・コンベンションセンターについては,基本構想の策定に当たり,基本構想検討委員会を設置し,公開の場で御議論いただき,整備候補地が本港区エリアとされたことを受けて,基本構想(案)に盛り込んでほしい事柄等について県民の皆様へ意見募集を行い,寄せられた御意見も踏まえ,基本構想(案)を作成しました。
 その上で,パブリックコメントを実施し,再度,県民の皆様の御意見をお伺いし,県議会において,議論・御了承をいただき,令和4年3月に基本構想を策定しました。
 同センターについては,スポーツ利用に加え,コンサートやコンベンションなど多目的な用途にも利用でき,様々な年代の方々が交流できる施設として整備することとしています。
 また,これに加え,本港区エリアの立地を活かし,施設利用者のみならず県民や観光客が気軽に立ち寄っていただくよう,錦江湾や桜島を一望できる展望テラスやウォーターフロントパークと一体となった憩いの場を検討することとしており,これらを通じて,さらなる賑わいを創出したいと考えております。
 また,同センターについては,飲食や物販機能を備えた複合施設の併設は想定せず,同センターの賑わいを飲食・物販機能を持つ中心市街地に波及させ,地域全体が発展するよう取り組むこととしております。
 次に,サッカー等スタジアムについて回答いたします。
 サッカー等スタジアムについては,ホームタウンである鹿児島市において,施設の稼働率や収益性の観点から,飲食や物販機能を備えた複合施設の併設を検討されているため,今回頂いた御意見については,同市にお伝えします。
 鹿児島港本港区エリア一帯の利活用については,行政や経済団体の代表者,まちづくりや都市計画等の専門的な知見を有する方々を構成員とする「鹿児島港本港区エリアの利活用に係る検討委員会」において,同センターの基本構想や港湾としての機能を踏まえつつ,グランドデザインの開発コンセプトに基づき,同エリアの利活用の全体像の検討を行っていただいているところです。
 県としては,同委員会における検討状況を踏まえ,県民の皆様の御意見などもお聞きしながら,令和5年度末を目途に,同エリアの利活用の全体像の策定に向けた取組を進めたいと考えており,今回頂いた御意見についても,同委員会にお伝えしたいと考えています。

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