更新日:2023年3月23日
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アロエ本舗株式会社福元代表取締役(中央右)、アロエ本舗株式会社森取締役専務(中央左)、本坊南さつま市長(右)、山下南さつま市議会議長(右から2番目)、出口栗野公民館長(左)、平林商工労働水産部長(左から2番目)
アロエ本舗株式会社は、昭和30年に故福元隼雄(現代表の祖父)が指宿市にて園芸植物としてキダチアロエの栽培を始めたことにより創業。昭和51年に小林製薬グループのアロエ製薬株式会社(本社:静岡県島田市)とキダチアロエ原料供給契約を締結し、翌年に旧開聞町に提携アロエ農場を開設しました。
平成7年11月に故福元和行(現代表の父)が南九州アロエを法人化し、鹿児島市堀江町に設立しました。平成20年に本社を同市東開町に移転し、平成26年に現在の社名に変更。同年、南さつま市坊津町の馬庭地区においてアロエ栽培を開始しました。令和元年に現代表である福元隆行が代表取締役に就任し、令和3年のアロエ健康食品通販部門売上ランキングで第1位を獲得しました。
同社は、キダチアロエを主原料とした健康食品や化粧品を製造し、通信販売の形態により全国へ展開しています。特に、健康食品については南さつま市をはじめとする県内各地の農園での栽培、自社工場における製造加工、そして通信販売まで一貫して取り組む6次産業化商品となっています。
今回の工場増設については、南さつま市坊津町の馬庭地区のキダチアロエ農園に近接して加工場を設置することにより、原料の鮮度を保ったまま安定的に加工ができ、全国の顧客へこれまで以上に品質の高い健康食品や化粧品の提供が可能となります。これにより、農園のさらなる拡大による耕作放棄地の解消、地域における雇用創出や経済の発展に大きく貢献するものと期待されます。
※「キダチアロエ」・・・ススキノ科ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物。
昔から「医者いらず」とも言われ、民間薬としてよく用いられてきた植物であり、日本国内で広く栽培されている品種。名称は、木のように立つことができることに由来している。
葉肉には、約30種類以上の有用成分が含まれており、胃や腸の働きを助け、火傷や切り傷の治癒を早めるとされる自然界における美容と健康の万能植物である。鑑真大和上が坊津町秋目に上陸した際にアロエを薬草として日本に持ち込んだという説もある。
令和5年3月16日(木曜日)
(1)所在地:鹿児島市東開町13-2
(2)設立:平成7年11月
(3)代表者:代表取締役福元隆行(ふくもとたかゆき)
(4)資本金:1,000万円
(5)従業員:80名(令和4年12月現在)
(6)事業内容:農業(キダチアロエ)、農産物加工、キダチアロエ健康食品及び化粧品の通信販売
(1)工場名:アロエ本舗株式会社南さつま市坊津製造工場(第3工場)
(2)所在地:南さつま市坊津町坊2316番地(旧栗野小学校跡)
(3)用地面積:3,729平方メートル
(4)建物面積:821平方メートル(RC造2階建て)
(5)工事着工:令和5年4月
(6)新規雇用者:5名
(7)投資予定額:1,000万円
(8)操業予定:令和5年6月
(9)事業内容:農産物加工(キダチアロエの製品製造)
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