更新日:2022年9月1日
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「動物由来感染症」とは,動物から人に感染する病気の総称です。
「人も動物も重症になる病気」や「人も動物も軽症の病気」など様々なものがありますが,「動物は無症状でも人が重症になる病気」には特に注意が必要です。
動物由来感染症を予防するには正しい知識が必要です。
犬や猫などのペット動物も,人に感染する病原体を持っている可能性があります。日頃から感染症にかからないように,生活に注意しましょう。
医療機関を受診した際は,ペットの飼育状況・動物との接触状況を医師に伝えてください。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は,国内では2013年に初めて確認された新しい病気です。
SFTSウイルスを保有するマダニに人や動物が直接咬まれることで感染し,動物の場合,多くは不顕性感染する(症状を示さない)と考えられています。
猫や犬で数例の症例報告があり,シカ,イノシシ等の野生動物や猟犬では,SFTSに対する抗体を保有している(過去にSFTSに感染したことがある)動物がいることが分かっています。
2017年7月に,厚生労働省から,SFTSの症状が見られた飼育猫及び飼育犬の血液・糞便からSFTSウイルスが検出された事例,並びに体調不良の猫からの咬傷歴がある人がSFTSを発症し死亡した事例(※)が確認されたと発表がありました。(※その猫から咬まれたことが原因でSFTSウイルスに感染したかどうかは明らかではありません。)
マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群」に注意しましょう(県庁ホームページへリンク)
厚生労働省:動物由来感染症(外部サイトへリンク),重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(外部サイトへリンク)
環境省:人と動物の共通感染症に関するガイドラインPDF(外部サイトへリンク)
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