更新日:2020年7月27日
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新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路は飛沫感染と接触感染であると考えられています。
ペットを触った際は石けんや水で手を洗ったり,過度な接触を避けるなどの通常の動物由来感染症対策として行っている一般的な衛生管理を実施しましょう。
「動物を飼育する方向けQ&A(新型コロナウイルス感染症)」(外部サイトへリンク)
Q&A抜粋
問1)
飼育しているペットに感染しますか?
答1)
これまでのところ,海外では新型コロナウイルスに感染したヒトからイヌ,ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されております。また,動物園のトラでの感染(飼育員から感染したと推察されている)事例も報告されています。
ただし,新型コロナウイルスは主に発症したヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染により感染することが分かっており,現時点で動物での感染事例はわずかな数に限られています。
問2)
飼育しているペットから人が感染した事例はありますか?また,ペットを飼育する上で注意すべきことはありますか?
答2)
これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されていません。
一方で、ネコは、新型コロナウイルスの感受性が他の動物種よりも高いとの報告があり、実験室内での感染実験では、ネコが他のネコに感染させ得るという結果が報告されています。また、オランダのミンク農場でのミンクの大量感染事例では、新型コロナウイルスに感染したミンクから人へ感染した可能性のある事例が報告されています。
新型コロナウイルス感染症に限らず、動物由来感染症の予防のため、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触する前後で、手洗いや手指用アルコールでの消毒等を行うようにしてください。特にペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控えましょう。
「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(外部サイトへリンク)
「新型コロナウイルス関連情報(ペットを飼っているみなさま、ペット関連事業者のみなさまへ)」(外部サイトへリンク)
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