平成10年住宅・土地統計調査結果(住宅の現状)-1
1一戸建ての割合はやや低下し74.5%(全国57.5%),共同住宅の割合は上昇し21.9%(全国37.8%)
居住世帯のある住宅685,400戸を建て方別にみると,一戸建ては510,600戸で住宅全体の74.5%,長屋建ては20,900戸で3.0%,共同住宅は150,300戸で21.9%となっている。
全国と比較すると一戸建て率が17.0ポイント高く,共同住宅率が15.9ポイント低くなっている。
平成5年と比べると,一戸建ての1.0%増に対し,共同住宅は16.2%増と大幅に増加しており,県・全国とも一戸建ての割合は低下傾向にあり,共同住宅の割合は上昇傾向にある。(表3)
また,共同住宅の中では「3~5階建」が平成5年と比べ1.1ポイント高い12.4%を占め,伸び率では「6階以上」が対平成5年比22.1%増と大幅に伸び,共同住宅の中高層化がより一層進んでいる。
2木造の割合は低下し75.3%(全国64.4%),非木造の割合は上昇し24.7%(全国35.6%)
住宅を構造別にみると木造総数が516,300戸の75.3%で,鉄骨・鉄筋コンクリートやブロック造りなどの非木造が169,200戸の24.7%となっている。
平成5年と比べると非木造が増加し,割合も2.5ポイント高くなっているが,本県の場合,木造住宅の全住宅に占める割合が53.5%と全国の31.1%と比べ高くなっている。(表4)
3昭和56年以降の建築住宅が住宅全体の45.4%(全国49.2%)
住宅を建築の時期別にみると,終戦前に建築された住宅は38,900戸で,住宅全体の5.7%となっており,戦後に建築された住宅は643,900戸で93.9%となっている。
戦後に建築された住宅のうち,昭和56年以降の約18年間に建築された住宅が310,900戸の45.4%で,住宅全体の5割近くを占めている。(表5)
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