更新日:2024年8月29日
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キャンプなどで重宝される携帯発電機やポータブル電源ですが,自然災害に伴う停電に備え,非常用電源として用意する方もいるかと思います。しかし,いざ自然災害が発生したときに使用方法を誤ると,一酸化炭素(CO)中毒や火災等の事故につながる可能性があります。
また,自然災害による停電の復旧後,地震や大雨等の影響を受けて損傷した電気製品を使用したり,電熱器具が周囲の可燃物に接触していたりすることで,発火する可能性があります。
これらの事故を防ぐための注意点を知り,製品の使用時に対策をとりましょう。
1携帯発電機とは
発電機は,ガソリン,軽油,ガス(カセットボンベ)などの燃料を使ってエンジンを稼働させ,装置内のコイルや磁石を回転させることで電気を発生させる装置です。
持ち運びが可能な発電機を携帯発電機といい,可搬型発電機,小型発電機,ポータブル発電機などという場合もあります。
2使用時の注意点
携帯発電機の使用による死亡事故も報告されています。以下の注意点に従って,安全に使用してください。
1ポータブル電源とは
リチウムイオン電池などの充電式電池を内蔵した大容量かつ可搬型の蓄電装置で,交流100V出力に対応するなどしたものがいわゆるポータブル電源と呼ばれています。
2使用時の注意点
蓄電池にリチウムイオン電池を使用しているポータブル電源は,モバイルバッテリーと同様の注意が必要と考えられます。一般的に総エネルギー量が大きい製品は,事故発生時の発熱量も大きくなるため,大容量のポータブル電源はより注意が必要です。
以下の注意点に従って,安全に使用してください。
1通電火災とは
自然災害に伴う停電の復旧後,可燃物が接触した状態の電熱器具や,水没したり部品が破損したりした電気製品に電気が流されることに伴い発生する火災のことをいいます。
2通電火災の注意点
地震や大雨等に伴い,自宅に置いてある電気製品が浸水などによって損傷することが考えられます。また,停電復旧後に電気ストーブ等の電熱器具が意図せず作動することで,付近のタオル等の可燃物に引火し,火災につながるおそれもあります。
以下の注意点に従って,通電火災を起こさないよう対策をとってください。
詳細は下記の消費者庁ホームページをご覧ください。
【消費者庁】災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と停電復旧後の通電火災に注意!(外部サイトへリンク)
(局番無し)188
最寄りの消費生活相談窓口につながります。
(局番無し)#9110
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