更新日:2021年3月12日
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意見・提案(令和2年8月)
- ドルフィンポート跡地の再開発について
- 吹上浜沖洋上風力発電事業について
- 鹿児島国体延期開催年について
- 障害者支援施設について
- 馬毛島移転の件
- 看護職員修学資金等貸与について
- 県営住宅(皇徳寺団地)の件
- いおワールドかごしま水族館,イルカ水路石垣崩壊修復について
- 総合体育館の整備計画,PPPプラットフォーム形成の件
- 県立高等学校への冷房施設設置に関する要望
- 鹿児島市電の延伸について
- 観光案内看板について
- ドルフィンポート跡地
- 大隅半島の開発について
- 県営住宅退去費用の支払いについて
1【ドルフィンポート跡地の再開発について】(知事へのたより)
意見の概要
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ドルフィンポート跡地利用については,前知事の富裕層向けのホテルを開発する予定から,計画を再考されるようでとても嬉しく思っています。
以前から感じていることですが,鹿児島には現代美術館や県立美術館が設立されていません。
また,文化や伝統工芸など世界に誇れるものが多くあるにもかかわらず,そのような素晴らしい作品を多くの人に触れていただく場が少ないとも思っています。
素晴らしい作品に触れられるのであれば,県外や国外から多くの観光客にも来ていただけると思います。
また,何より芸術に触れ,文化に触れることのできる場は,鹿児島県の多くの人,特に子どもたちの心にも良い影響を与えることができると思います。
桜島を眺望できる鹿児島を代表する地に,鹿児島県の文化・芸術を多くの人に見ていただくことができ,憩えることのできる素敵な広場・カフェなどがあればとても魅力のある場所になり,観光資源にもなるのではないでしょうか。
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担当所属 |
港湾空港課本港区まちづくり推進室,文化振興課 |
対応・取り組み状況 |
ドルフィンポート跡地については,天文館エリアや鹿児島中央駅エリアとの回遊性を確保しつつ,鹿児島市と連携して,国際会議などを開催できるコンベンション機能や展示機能を備える施設の整備を検討したいと考えております。
その中で,御意見にあるような鹿児島県の文化芸術に触れられる機能についても検討したいと考えております。
その検討に当たっては,県民の皆様をはじめ,鹿児島市や経済界,商店街等の御意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。
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2【吹上浜沖洋上風力発電事業について】(知事へのたより)
意見の概要
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吹上浜沖洋上風力発電事業について,企業のホームページで閲覧できる「(仮)吹上浜沖洋上風力発電事業計画段階環境配慮書」を拝見しました。
施工予定地の範囲は,吹上浜県立自然公園や坊野間県立自然公園に面しており,鹿児島県の中でも貴重な二つの自然公園に影響がないとは考えられないと思います。
特に吹上浜県立自然公園の砂丘は,長さはもとより,夕陽の沈む海として景観の美しさにおいても日本国内でも有数の砂丘ですので,短期間の影響だけでなく,100年先の未来への宝物として維持されていくことを希望します。
計画段階配慮事項の選定においては,稼働中の水中音によって影響が生じる可能性があると記載されていますので,ウミガメなどの動物にとっても重大な影響が出ると思います。
また,騒音などについても,「対象事業実施想定区域は陸域から5km程度離れていることから選定しない」となっていますが,対象事業実施想定区域の北部と南部はあきらかに5km以内の場所にあります。なお,いちき串木野市,日置市,南さつま市の3市の海沿いには,高齢者のみならず他県からの移住者も多く子どもたちのいる家庭の住宅の多い場所でもあります。
概要に記載されている専門家の意見一覧を見ても,何かしらの影響や問題が出る可能性があると書かれているにもかかわらず,工事作業については全く選定されておらず,何をもって選定基準としているのか疑問な点ばかりなので,この事業は,実施すべきではないと思います。
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担当所属 |
エネルギー政策課,環境林務課 |
対応・取り組み状況 |
洋上風力発電事業については,「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(以下,「再エネ海域利用法」という。)に基づき,国が洋上風力発電の開発を認める海域(以下,「促進区域」という。)の指定を行った上で,公募により事業者を選定することとなっています。
また,促進区域の指定に当たっては,国が都道府県等から情報収集を行った上で,国・県・市町村をはじめ,漁業者などの利害関係者,学識経験者等で構成される協議会における合意形成などを経ることとされています。
今回,御意見をいただいた(仮称)吹上浜沖洋上風力発電事業については,再エネ海域利用法の手続きに先行して,事業者の判断により,環境影響評価法に基づく環境アセスメントの配慮書手続きに着手しておりますが,現時点では国による促進区域の指定に向けた具体的な手続きは行われていないところです。
なお,環境影響評価法に基づき,県から事業者及び経済産業省に対し,工事中及び供用時における騒音による影響,水中音によるウミガメなどへの影響,県立自然公園,吹上浜などの眺望景観への影響等について,適切な調査,予測及び評価を行い,影響を回避又は低減することなど,環境の保全の見地からの意見を述べたところです。
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3【鹿児島国体延期開催年について】(知事へのたより)
意見の概要
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2020年に開催を予定していた,かごしま国体・かごしま大会は延期で調整をされているとのことですが,2032年に開催すれば良いと思います。
これまで国体を開催した都道府県及び内々定されている都道府県を調べると,開催地は順に中部,東日本,西日本と順番に開催されています。
また,内々定を受けている都道府県にお願いに行く予算や時間,内々定を受けている都道府県への負担,今後のコロナ対策等による来年度以降の国体開催情勢が不透明なことなども考えられます。
このようなことから,確実に国体開催が可能と思われる2032年の開催に向けて動かれた方が時間的余裕も生まれ,各競技会場の改善や宿泊場所,交通面などの見直しも可能となりますし,急いで開催年を近年に持ってくるよりも,県の予算に余裕ができると思います。
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担当所属 |
総務企画課 |
対応・取り組み状況 |
燃ゆる感動かごしま国体(第75回国民体育大会)・かごしま大会(第20回全国障害者スポーツ大会)の延期後の具体的な開催時期については,可能な限り早期に結論を得るよう,後催県や日本スポーツ協会等と調整・検討を進めているところです。
両大会は,県民にとって待ち望んでいた大きな夢と希望であり,できるだけ早期の開催を多くの県民が望んでいることを踏まえ,3年後の2023年開催に向けて調整を進めているところです。
今後とも燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会への御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
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4【障害者支援施設について】(知事へのたより)
意見の概要
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鹿児島市内には,県のハートピアかごしまや市のはーと・ぱーく(鹿児島市精神保健福祉交流センター),ゆうあい館(鹿児島市心身障害者総合福祉センター)などがありますが,鹿児島市以外にこのような施設があることは,あまり聞きません。
地域毎の障害者人口にもよりますが,鹿児島市以外にも障害者の活動を促進するような公共の施設が設置されるようにお願いします。
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担当所属 |
障害福祉課 |
対応・取り組み状況 |
県が鹿児島市に設置している「ハートピアかごしま」につきましては,障害者のスポーツ・レクレーション及び文化活動等への支援や,視聴覚障害者への情報提供・相談支援など,障害者の自立と社会参加を促進するための拠点施設として,県内の障害者の方々を中心に御利用いただいています。また,「ハートピアかごしま」への来所が困難な障害者の方々などに対しては,職員等が各地域に出向いて,スポーツ教室や各種講座などを実施しているところです。
県内の市町村においては,鹿児島市が「はーと・ぱーく」や「ゆうあい館」等を設置し,障害者の交流やレクレーション,相談支援等を提供しており,その他の市町村においても,地域住民の福祉ニーズに応じた福祉活動の拠点施設である「地域福祉センター」等を設置しているところがあり,高齢者や障害者等の交流や娯楽活動等の場として活用されています。
また,県では,障害者の方々が身近な地域で交流し,創作的活動やボランティア等に取り組んでいただけるよう,市町村が障害者施設等に委託して運営する「地域活動支援センター」に対し,助成するなどの支援を行っているところです。
今後とも,障害者の自立と社会参加の促進が図られるよう,市町村と連携しながら,これらの取組を周知するとともに,障害者の方々が活き活きと活躍できる環境づくりに努めてまいります。
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5【馬毛島移転の件】(知事へのたより)
意見の概要
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馬毛島への米軍空母艦載機着陸訓練移転の件で賛成反対の意見が噴出していますが,賛成反対双方の発想は利益の視点だけで,訓練を受け入れている自治体の人々に対する思いは全く聞かれないことを疑問に思います。
訓練を受け入れている自治体の人々の苦しみに対する視点が欠けており,それらの人々の負担軽減を考えられる自治体がどうして現れないのでしょうか。
馬毛島への米軍空母艦載機着陸訓練移転については,負担を分かち合う視点から説明し,政治的というよりも人道的立場から県民を説得されてはいかがでしょうか。
訓練を受け入れている自治体の人々の苦しみを負担軽減すると説明していただけたら,反論する人はいないと思います。
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担当所属 |
企画課 |
対応・取り組み状況 |
馬毛島への米軍空母艦載機着陸訓練(FCLP)の移転については,政府の安全保障に係る方針や馬毛島における訓練内容等を聴取するとともに,地域住民の皆さんや関係自治体の御意見を聞いた上で,県としての考え方を整理していきたいと考えています。
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6【看護職員修学資金等貸与について】(知事へのたより)
意見の概要
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来年度から県内で入学できる通信制の看護学校がなくなることから,働きながら准看護師から正看護師へスキルアップしたい方は,県外の看護学校へ入学しなければなくなり,本県の看護職員修学資金等貸与の制度が利用できない状況となっています。
県外の看護学校で資格を取得し,県内の病院や施設等へ就職する際にも同制度が利用できるようにできないでしょうか。
訪問看護事業所では,新型コロナウイルスの関係や2025年問題で看護職員の確保に大変困っている状況であり,資格によって緊急時の対応ができない場合などを考えると人手不足になります。
また,准看護師の方で,正看護師としてスキルアップしたいけど,金銭面や時間がとれなくて困っている方も多くいます。
事業所も在職者に対して独自に研修や資格取得のための支援などを行っていますが,限界があります。
看護職員の人手不足が増していく中で,県内の介護・医療が不安ですので,よろしくお願いします。
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担当所属 |
医師・看護人材課 |
対応・取り組み状況 |
鹿児島県看護職員修学資金等貸与事業につきましては,県内の看護職員の確保と定着を図るため,県内の看護師等養成施設に在学する学生,生徒に対して修学資金を貸与しています。
予算的な制約もあり,県内の貸与希望者であっても,今年度は56名の希望者に対し新たに貸与できたのは28名であり,全員には貸与できていない状況です。
また,看護職員の確保については,この修学資金貸与事業のほか,看護師等養成所への助成等により看護職員の養成を支援しており,さらに院内保育所の助成や新人看護職員への研修体制の充実,就業に関する相談指導等により離職防止や再就業の促進に努めるなど,総合的な対策に取り組んでいます。
さらに,今年度,看護職員を計画的かつ安定的に確保・育成するため,「看護人材確保計画」を策定することとしており,同計画を踏まえて看護職員の確保対策に必要な事業費の確保や事業の見直し等に努めてまいります。
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7【県営住宅(皇徳寺団地)の件】(知事へのたより)
意見の概要
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県営住宅のパークヒルズ皇徳寺団地を内見した時に感じたのですが,前の入居者が退去したままの状態から6年以上もそのままで管理しているのはおかしいと思います。
もし,災害が起きた際に,避難用の住宅が足りない時にすぐに支援出来ません。
入居者は,退去時に修繕費用を払っているはずですので,しっかりとした管理をお願いします。
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担当所属 |
住宅政策室 |
対応・取り組み状況 |
鹿児島市内の県営住宅における退去時修繕の時期については,入居者において修繕する場合を除き,次の入居者がなるべくきれいな状態で入居できるよう配慮して,新たな入居決定をした後に修繕等を行う運用としています。
また,被災者に対しては,特例として,県営住宅の空き家を一定期間無償で提供しています。すぐに入居できる住戸も一定程度あり,これまで提供住戸が不足する事態は生じていないところです。
いただいた御意見も参考にしながら,今後とも県営住宅の適切な管理に努めてまいります。
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8【いおワールドかごしま水族館,イルカ水路石垣崩壊修復について】(知事へのたより)
意見の概要
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いおワールドかごしま水族館入口にあるイルカ水路の水路壁は,薩英戦争の台場となった貴重な石垣ですが,一部崩壊して数年経過しますが,修復が進んでおりません。
修復までに景観に配慮した色のネットを張るなどして,これ以上崩壊しないように暫定的な処置をお願いします。
薩摩藩が英国と戦った際の素晴らしい歴史的構造物ですので,保守をよろしくお願いします。
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担当所属 |
港湾空港課 |
対応・取り組み状況 |
御意見いただいた石積護岸については,重要文化財に指定されている施設であり,指定された時と同じ状態で管理しており,崩れているように見受けられる箇所についても,指定された時から変化は見受けられないところです。
今後とも施設の適切な維持管理に努めてまいります。
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9【総合体育館の整備計画,PPPプラットフォーム形成の件】(知事へのたより)
意見の概要
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総合体育館の整備計画については,長く検討中の状況が続いています。
集客機能を持つ公共施設の整備・運営については,PPP/PFIでの執行が有効であることから,全国的にも増えている傾向があります。
また,国の指針により,鹿児島県においてもPPP/PFI事業を優先的に検討する規程を既に策定済であるのに,総合体育館の整備計画において,そのような動きがなぜないのでしょうか。
PPP/PFIで執行することにより,利益を生み出す施設になる可能性もありますので,ぜひ,民間活力導入を優先的に検討してほしいです。
九州の本県を除く各県では,PPP/PFIの推進に積極的で,既に県主導でPPPプラットフォームが形成されており,この組織がないのは鹿児島県だけですので,早急に取り組む必要があると思います。
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担当所属 |
企画課 |
対応・取り組み状況 |
公共施設の整備等にあたっては,「鹿児島県PPP/PFI手法導入優先的検討規程」において,多様なPPP/PFI手法の導入が適切かどうかを,自ら公共施設等の整備等を行う従来型手法に優先して検討することとされています。
新たな総合体育館の整備にあたっては,今後,必要となる機能や規模,その構成などについて検討し,基本構想に盛り込むこととしており,その整備手法については,この基本構想を踏まえた上で,多様なPPP/PFI手法の導入を含め,具体的に検討していくこととなると考えています。
また,県では,地元金融機関と共同でPPP/PFIに関するセミナーを開催するなどして,その普及促進を図っているところです。
今後とも,セミナーの開催や地域プラットフォーム形成の検討など,PPP/PFIの普及促進に努めてまいります。
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10【県立高等学校への冷房施設設置に関する要望】(知事へのたより)
意見の概要
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私の子どもは,小規模な県立高校に通っています。今年は,新型コロナウィルスの影響で一学期に休業があり,夏休みの後半は出校になりました。本来,夏休みは「暑さによる学習への影響」を考慮し設けられており,今回は,授業時間を確保するため必要に迫られ取られた措置だと認識しております。
しかしながら,同校のほとんどの教室が扇風機だけで冷房施設がなく,猛暑による厳しい学習環境が予想されるにも関わらず,学校から「暑さ対策」が示されていないため,熱中症等を心配なところです。
また,教室への冷房施設の設置については,PTAでも協議してきましたが,小規模校では,設置費用や設置後の電気代の負担が難しく,話が進展していない状況にあります。
一方,他県では,新型コロナウィルスによる授業の遅れを取り戻すため,「夏休みを短縮する高校の学習環境を整える」ことを目的として,普通教室に冷暖房がない県立高校に空調設備を全額「地方創生臨時交付金」で整備しているようですが,本県では難しいのでしょうか。
予算の関係で難しいのであれば,学校以外の冷房が整備された公共施設等での授業の実施やその際の使用料の補助はできないでしょうか。
文部科学省は「教室等の環境に係る学校環境衛生基準」として28℃以下を望ましい温度基準としていますので,学校の規模で教育環境に不均衡が生じないように,県主体での高校への冷房施設の整備が進むよう検討をお願いいたします。
以上のことは,先日教育委員会の関係課にも要望したのですが,現状では冷房施設を県で整備することは難しく,主に同窓会で整備する場合は許可する従来どおりの取扱いになるという回答をいただきました。また,学校からは,今年の夏休み期間中は特別教室を利用したり,スポットクーラーを設置したりするとの連絡がありました。現状の説明と対応については理解したところですが,他県と比較して,今後の対応については納得はしておりません。
本県は,離島も抱えており,また,小規模な高校が多く,少子化も進み,学校施設の運営・管理はますます難しくなってくるかとは想像しますが,所得格差よって教育環境に格差が生じることがないよう,さらに検討をお願いします。
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担当所属 |
学校施設課,高校教育課 |
対応・取り組み状況 |
県立高等学校への冷房施設設置については,これまで図書館や保健室等の空調の整備を計画的に行ってきており,普通教室には,令和2年9月1日現在で,61校中51校で主に同窓会等により整備されています。
また,新型コロナウイルス感染対策として,普通教室へスポットクーラーや冷風扇,換気装置などを国の「子どもたちの学習保障等支援事業補助金」や「地方創生臨時交付金」を活用して令和2年度に各学校ごとに整備しました。
本県の多くの学校で校舎が老朽化し,改築が必要となっていることや厳しい財政状況の中で国からの支援も限定的であることから,現状においては,普通教室の空調整備については,同窓会等からの設置申請に対して許可を行う従来の取扱いとしております。
なお,県では,全国知事会等を通して,国に対し財政支援をお願いしているところです。
授業を公共施設等で行うことについては,学校と同等の教育効果を確保する観点から,指導,保健衛生,安全管理など様々な課題を慎重に検討し,個別に判断する必要があると考えております。
今後も,他県の状況等も注視しながら,検討してまいりたいと考えておりますので,御理解くださるようお願いします。
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11【鹿児島市電の延伸について】(知事へのたより)
意見の概要
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これまで長く難航していた市電延伸ルートは,本年3月の「市電観光路線基本計画策定委員会」の第2回会合で,ナポリ通りを通る新ルート案を含めた4案で検討を進めることが決まりました。
ナポリ通りで開催されるナポリ祭りは,通りにある木陰の下を楽しむという洗練されたイベントで,回を重ねるごとに盛り上がり,市民や観光客に愛されています。そこの緑地帯を伐採して,来るか来ないか分からない観光客のための新ルート案は,いかがなものでしょうか。
ナポリ通りを通る新ルートには,オフィス街や学生街,人口の多い住宅地もなく,そもそも車の交通量も多くありません。
また,ドルフィンポート跡地の利用についても,地元紙には,「景観をこわさないで」とか「そのまま緑地がいちばん」といった意見が寄せられています。街づくりは,慎重にお願いします。
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担当所属 |
港湾空港課本港区まちづくり推進室 |
対応・取り組み状況 |
ドルフィンポート跡地については,天文館エリアや鹿児島中央駅エリアとの回遊性を確保しつつ,鹿児島市と連携して,国際会議などを開催できるコンベンション機能や展示機能を備える施設を整備することについて検討したいと考えております。
その検討に当たっては,県民の皆様をはじめ,鹿児島市や経済界,商店街等の御意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。
なお,路面電車観光路線は鹿児島市の取組であることから,個人情報の保護などプライバシーに十分配慮した上で,県から鹿児島市へ情報提供させていただきます。
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12【観光案内看板について】(知事へのたより)
意見の概要
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本県は観光県です。遠路お越しになった県外の方々や,地元の方々にも県内をくまなく観光していただくために,分かりやすい観光案内看板が必要だと思います。
何年も青色と白色の同じ看板で,色あせて分かりづらいので,レンタカーやマイカーを利用の観光客が安心して目的地に行けるよう,「目的地まであと何キロ」や「目的地の写真を張り付ける」など分かりやすい観光案内看板の作成をお願いします。
また,夜でも分かるようにLEDの看板など,県内一円を安心して目的地に行けるような観光客目線での看板を作成してください。
これから県内ではたくさんのイベントが計画されています。観光客の方々が,観光地でお金を使うことにより,本県の経済が活性化されますので,ありがたいことです。国や他県等を参考に,観光客の方々が安心して目的地に行ける観光客目線の観光案内看板をお願いします。
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担当所属 |
観光課 |
対応・取り組み状況 |
県では,観光客の方々を目的地へ適切に誘導するため,主要道路等において,分かりやすい観光案内標識等の整備を進めているところです。
具体的には,観光案内標識に,目的地までの距離を表示するとともに,外国人観光客等にも分かりやすいよう,英語併記や可能な限りピクトグラム(絵文字)を表記するなど工夫しているところであり,近年は目的地となる観光施設の写真表記や,夜間でも認識しやすいよう,反射性能の高い高輝度タイプの標識の活用にも取り組んでいるところです。
しかしながら,御指摘のとおり,設置後,年数が経過し,色あせて分かりにくくなった標識もあることから,いただきました御意見等も参考にしながら,より一層適切な観光案内標識等の整備と維持管理に努めてまいります。
なお,御意見にある道路に設置する標識の色彩については,「道路標識,区画線及び道路標示に関する命令」により,一般道路の場合,視認性等を考慮し,青と白の組み合わせにすることとされています。
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13【ドルフィンポート跡地】(知事へのたより)
意見の概要
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ドルフインポート跡地に高いビルやホテルを建設すると,桜島が見えなくなるのでやめてください。
また,観光の面から天文館のホームレス対策についても考えてください。
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担当所属 |
港湾空港課本港区まちづくり推進室,社会福祉課 |
対応・取り組み状況 |
ドルフィンポート跡地については,天文館エリアや鹿児島中央駅エリアとの回遊性を確保しつつ,鹿児島市と連携して,国際会議などを開催できるコンベンション機能や展示機能を備える施設を整備することについて検討したいと考えております。
その検討に当たっては,県民の皆様をはじめ,鹿児島市や経済界,商店街等の御意見を伺うとともに,鹿児島港本港区エリアは桜島等への眺望確保のため構築物・工作物の高さが規制されていることから,建築物等の高さについても配慮したいと考えております。
また,天文館のホームレス対策については,鹿児島市が所管しており,同市において,ホームレスの方々と直接話をし,生活保護の受給を含め,生活改善に向けた支援に取り組んでいるところです。また,県社会福祉士会ではホームレス巡回相談支援員による生活相談や福祉相談も行っているところです。
なお,県や市町村が設置している福祉事務所においては,ホームレスの方が保護の相談等に来訪した場合には,必要な保護を行うこととしています。
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14【大隅半島の開発について】(知事へのたより)
意見の概要
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県内でも特に大隅半島は,これと言った観光地や温泉もなく,その上,若い方々は高校・大学を卒業後,ほとんど親元を離れて,県外に就職しています。
ここ数十年来,子どもが1~2人の家庭が多く,県外に出ていく我が子の姿を両親は目に涙して見送っているのが実態です。
このような悲しい情景を,食い止めてください。
県が大隅半島開発の取組として,佐多岬の整備を行ったことにより,県内外からの観光客の増加もみられます。
是非,若い方々が県外へ流出しない策をお願いします。鹿屋を中心とした大隅半島に若い方々が働く場(会社)の創出を実現してください。
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担当所属 |
産業立地課,商工政策課 |
対応・取り組み状況 |
地域の若者が地域に定着し,暮らしていくためには,(1)若い方々の働く場を作り出すこと,(2)鹿児島で働き暮らすことのメリットを啓発していくことが重要と考えおります。
そのため,(1)については,鹿児島の基幹産業である農業や観光関連産業の振興を引き続き行い魅力ある産業として浸透させていくことに併せて,情報産業やヘルスケア産業など今後成長が見込まれる分野について,大学等と一緒になって新しい技術の開発や人材の育成などに取り組んでまいりたいと考えております。
また,(2)については,県広報紙やリーフレット等の様々な媒体で,都会にない鹿児島で働き暮らすことのメリットをアピールするとともに,県内の企業情報・求人情報・インターンシップ情報を掲載するマッチングサイト「かごJob」を活用した情報発信などに取り組んでおります。
引き続き,大隅半島を含め,県内の若者が地元に就職し,定着していけるよう取組を進めてまいります。
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15【県営住宅退去費用の支払いについて】(知事へのたより)
意見の概要
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県営住宅の退去手続きのため,県住宅・建築総合センターに行ったところ,退去費用については,退去検査の時にその場で現金一括で支払うよう言われました。この支払方法に納得がいきません。退去検査の時に,見積もりをした上で請求期限を設けた納入書で後日,払い込みを行うようにはできないのでしょうか。どうしても,退去検査時にその場で現金を支払うという方法に納得いきません。
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担当所属 |
住宅政策室 |
対応・取り組み状況 |
鹿児島市内における県営住宅の退去時修繕については,県が管理をお願いしている鹿児島県住宅・建築総合センターに修繕を依頼した場合,同センターにおいて事前に平均的な修繕費用を示し,退去検査当日に御用意いただいて,同センターと修繕業者立ち会いのもと,その場で修繕費用を確定し,精算することにしております。
同センターでは,過去に分割払いや振込による支払いの取扱いを行っておりましたが,修繕費用を退去予定者から徴収できなかった事例が発生したことから,原則として退去検査当日に現金でいただく取扱いとしているところですので,御理解くださるようお願いします。
なお,退去予定者御自身が手配して行っていただく方法もあります。
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