鹿児島保健医療圏入退院支援ルールについて

急性期，回復期等の病院から在宅へ，患者が円滑に移行するために，介護保険の適用が考えられる「退院患者の情報」を漏れなくケアマネジャーにつなぐためのシステムです。病院とケアマネジャーと行政が協力し，平成27年2月から運用が始まっています。

平成26年に実施した鹿児島保健医療圏のケアマネジャーを対象とした「退院支援に関するアンケート調査」において，31.0％（要支援55.4％，要介護24.3％）が退院調整をしないまま退院していることがわかりました。退院時に情報提供が不十分だったことで，在宅生活がうまくいかなかった事例もみられました。

平成27年度からは半年ごとに，平成30年度からは1年おきに，退院支援に関する運用状況を確認するなど，定期的にメンテナンスや評価を繰り返しながら運用しています。

退院支援がなかったために，困ったことになった患者さんや家族がいます。そのような事例を1例でもなくすために，みんなで連携して「入退院支援ルール」を実践しましょう。

★：令和6年3月26日で更新しました。

鹿児島保健医療圏入退院支援ルールの情報シートについて

運用開始から8年経過し，ルール策定に携わった関係者で情報提供シートの検討を行いました。現在シートは4種類作成しています。このシートは，入退院時における病院担当者と在宅担当者の連携のための参考様式であり，事業所等の既存様式の使用を妨げるものではありません。なお，様式の記入のポイントも作成しましたのでご活用ください。

（1）鹿児島保健医療圏入退院支援ルールの手引き（R5年3月修正)（PDF：564KB）

（2）入退院支援ルールフロー図（PDF：384KB）

（3）資料「手引きの改訂項目について（R2年度～）」（PDF：53KB）

（4）様式の記入ポイント（PDF：1,972KB）

（5）様式1入院時情報提供シート（新）（WORD：41KB）

（6）様式2退院時情報提供シート（新）（WORD：38KB）

（7）様式3入院時情報提供シート（EXCEL：116KB）

（8）様式4退院支援情報共有シート（EXCEL：104KB）

（9）退院支援ルールってなんですか？（PDF：511KB）